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娘の誕生日にリクエストされたパウンドケーキを焼く

高校1年の娘はシンプルなケーキやクッキーが好き。私もその点は好みが合う。パウンドケーキもプレーンな配合のもの。
作り手にとっては、シンプルほど難しいものはないのだけれど。。。毎回同じ配合なのに、温度や湿度、材料の違いによって出来上がりに差ができてしまう。腕がなるが、失敗も多い。

バターは無塩カルピスバターを使用。カルピスバターは上品な味のバターで、いい意味で濃いバターくささがない。主人が成城石井でパン用に買っているフランス産バターと比べると、カルピスバターは水分が少なく、白っぽい。私は好んでケーキやパイ用に使用している。
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小麦粉はスーパーバイオレットを使用。パウンドケーキのしっとり感を出したい時は、タンパク量がもう少し多いバイオレットのような一般的な小麦粉の方がいい。しかし私は生地に空気を含ませてくれるベーキングパウダーを使用しないので、少しでも軽さが欲しい。なので、もう少しタンパク量の少ないスーパーバイオレットを使っている。

砂糖は、超微粒グラニュー糖を使用。シュクレーヌか、同等のもの。
卵は近所のスーパーのお気に入り卵。

お菓子にヘルシーさを求める時は、日本産の小麦だったり全粒粉、米粉などを使用するし、砂糖もてんさい糖やきび砂糖などの精製度の低いものを選ぶ。バターも、ココナッツオイルにするかもしれない。
今回は、リクエストに準じて繊細な味やおいしさ、作る工程にこだわりたかったので、お菓子品質を重視した。

誕生日のプレーンパウンドケーキ

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(材料)パウンドケーキ型
無塩バター 150g
薄力粉   150g
砂糖    150g
卵     150g
塩     ひとつまみ

事前にパウンドケーキ型に紙をしいておく。
薄力粉はふるっておく。
バターはボウルに入れて室温に戻しておく。

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・バターにひとつまみの塩を入れて手で柔らかくする。この柔らかくする過程をするとホイッパーで混ぜやすくなる。
・バターを混ぜながら砂糖を3回に分けて加えていく。白っぽくなるまでよく混ぜる。いかに空気を含ませながら砂糖を溶かしバターに組み込んでいくかが次の鍵になったりする。

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・卵を3〜4回にわけて分離しないように混ぜ合わせていく。
これがねー、毎回緊張なんですよ。卵が全量分離しないで入ったら大成功!ところが、なかなかそううまくいかない。今回もぎりぎりまで頑張ったけれど、分離しそうなので断念。薄力粉を少し入れて分離を防いでから残りの卵を加えていった。
・薄力粉を混ぜ合わせてから型に入れて、160度にあたためておいたオーブンに網天板にのせていれて、1時間15分くらい焼成した。

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娘が「ほんとうにおいしい!」と感動してくれた。
家族は嘘をつかないので、心からの感嘆はめちゃくちゃうれしい。
これだからケーキ作りはやめられない。

いつも、ヘルシーな料理を紹介しているけれど、
こういった幸せにするお菓子も
女性にとっては至福の時だったりする。
気持ちにスポットを当てるならば、
ヘルシー料理もハッピーお菓子も、心の栄養になる点では同じなのかもしれない。

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見た目は固そうだが、食べてみると、しっとりふんわり柔らかい。

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