アナタノテーマ

「つきのペペロンチーノ」って誰?

いきなりヘンテコな名前を見て、「つきのペペロンチーノって誰?」と思った人は多いだろう。

当り前だ。知っているはずがない。

「あしたのメシ」のために、ひたすら文章を書いているだけの人間だから。

以前は別の名前でWEBライター兼ブロガーだったが、その名前を捨てて2020年1月から心機一転、つきのペペロンチーノとして生まれ変わった。

生まれ変わったといっても、以前と同じ人間だから、とくに変わったわけではない。

しいて言えば、以前よりも謙虚になったことくらいだ。自分の不甲斐なさを認め、才能がないことを1年かけて自覚した。

いわゆる「自分探し」に1年もかかった。

……いや、本当はそうじゃない。無能な自分を認めたくなかっただけ。才能があると信じたかっただけ。そんなつまらないプライドのために、1年も無駄にしたバカ者だ。


この5年間、ただ毎日ひたすら書きつづけてきた。その中で人生の光と影を体験し、今もまだ影の中にいる。影の中で書いていると目が悪くなりそうだから、そろそろ光の中に飛び込みたい。

さて、わたしが体験した光と影とは何なのか? それは言うまでもないが、お金だ。

毎日コツコツと書きつづけた結果、会社勤めでは得られないほどの収入を得た。しかし、そこからの転落は、速かった。あしたのメシも食えないほどの赤字で、貯金は減っていく一方。先の見えない苦しみに耐え、自分と向き合った。


そもそも、なぜそんな転落劇が起きたのか? 理由は簡単。「ただ書きつづけていた」から。

つまり、「考えていなかった」からだ。何も考えずに書きつづけても、その言葉が人に届くことはない。それに気づくのに1年もかかったのだから、もはや救いようがない。

だから、わたしは無能なのだ。

最初は「5年も書きつづけて、今さら文章の基本を学ぶなんて」と思ったが、そんなことを言っている余裕はなかった。思いつく限りの本を読みあさり、「文章の基本」と「人に届けるための書き方」を学んだ。そこで感じたのが、この勉強に終わりはないということ。まさに、終わりなき旅。

これからも文章と向き合い、自分と向き合い、あしたのメシのために書いていく。


そんなわたしの復活劇を見たい人は、これからの「つきのペペロンチーノ」の動向を探ってほしい。この「note」でも、時間が許す限り「復活ストーリー」を書いていこうと思う。復活ストーリーになればいいが……。

 つづく……(と思う、たぶん)。


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