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30)そんな時代もあったねと、笑って話せる日ぃーはよ


今日報道ランナーで箕面自由学園チアリーダー部の密着取材が放送されていた。
この箕面自由学園は関西チアでは名門といわれているようだ。
その取材を見ていると胸にこみ上げるものがあった。

取材の中心となっているキャプテンの女の子は三年生だ。
とゆうことは一年の後半からコロナで十分に部活動ができなかった世代になる。
名門に入部したということは、きっと箕面自由学園のチア部に強く憧れを持って入学した子も多いのではないだろうか。

練習が思うようにできず、頑張りたいのにどうすることもできない現状。
部活が再開されてもマスクでの練習、発熱者が一人でも出ると部活は中止となる。
子供達が伸び伸びと部活動が出来ないのは見ていて胸が苦しい。

それに加え、チアリーダーの花形とよばれるスタンツ(身体を持ち上げる技)も密を防ぐために一時期禁止にされていたようだ。
スタンツはチアリーダーをする人にとっては特別なもののようだ。
今年ようやく解禁されたようだが、この技がなかなかきまらない。
気持ちも焦り、部員同士でぶつかり合う。
それを見てコーチが声をかける。
みんな周りが見れていないよ、チアは一人じゃできないよ!と。
スタンツは全員の息がぴったりと合わないと成立しないのだ。
涙を流しながら気持ちを切り替え、お互い声かけをして再び練習に取り組む姿に涙した。


関西大会前のお披露目?で校長先生が生徒や関係者に向けた挨拶がまた良かった。
声を震わせ、言葉を途切らせながら 
『生徒達にたくさん我慢させてしまって、申し訳ない。それでも頑張る生徒達を私は本当に尊敬しています』
と話されていた。(もっと良いこといっていた気がするが、私自身泣きながらみていたもんで曖昧)
本人たちも苦しいだろうが、それを見守る側の苦しさも感じた。


この時代に過ごす子供達を不憫に感じる。色々我慢させてしまっているんだろうな。

それでも私は、寒い中元気に登校している子供達をみるとパワーをもらう。
いい感じの初々しい学生カップルをみるとほっこりして応援したくなる。
いいやん、いいやん。白色のマフラーお揃いやん。素敵やん。長続きしろよ。とアラサー女はひっそり念じている。









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