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老後のひとり暮らしで大事なのは苦手な物も食べる事

月盛です。
前職が介護施設でしたので老人に囲まれて過ごしていて、確かにこんな生活していたら病気になるなぁと感じる事がたくさんありました。
喫煙とか飲酒などの要因は、だいたいどの病気にも絡んできます。
アルコール依存で入居する方もいらっしゃいました。
病院などで長く治療をされて大丈夫となり入居になるのですが、ここは病院でないという気持ちからか夜中抜け出してコンビニに行ってしまったり、ウロウロして神棚の御神酒を飲んでしまったりとか気持ちの弱さが出てしまいます。
お金を持たせないとかご家族さんにもお話をしますが、こっそりお水のようにお酒を渡していたり、やっぱりお父さんの怖かった時を覚えていて・・とか脅しに負けてしまいます。
こんな事の繰り返しで酒と煙草に関しては自業自得と思ってしまいます。

病気の一番大きな要因は食事+生活習慣だと思います。
食事の内容を変えないといけない、頭では分かっていても長年の生活習慣でそれが守れないから変われない。
脳出血や脳梗塞の方々に共通しているのは「偏食」です。
好きな物だけ繰り返して食べる、それが何の食品かという問題もありますが聞くと同じ物ばっかり食べていたという方が多いのです。
そしてそれをご家族さんも疑問に思っていないところが問題です。
入居してからも「好きな物が食べられないから可哀そう」と差し入れを持ち込みます。
発作が起こり障害が残っているのにまだ気が付かないの? って不思議になります。
Aさんは味の濃い生姜焼きや照り焼きのようなお肉が好き、20代の頃からずっと、お酒も加わり長年の習慣になっていました。
60代に入ってすぐ発作を起こし半身まひになり車椅子生活になりました。
「何も出来ない・悔しい」といつも泣かれます。
それなのに施設のお食事は野菜が多くて食べるものが無い、量も少ないとご家族さんに連絡をしておかずを運んでもらうのです。
結局、ご家族さんが唐揚げや生姜焼きなど一日おきに持ってくるようになりました。
お話をしてお断りをすると面会時に隠れて食べさせてしまいます。

定点観察です。
居間は

食事は水出しルイボスと共に!便秘知らずです。
片づけました。


キッチンは

水出しルイボスはペットボトルに入れて冷蔵庫。
洗い物終了、スポンジとまな板を交換します(同じ物だから変わり映え無し)


一日一捨ては
溜まってきたエコバックです。
全部出ししてみました。

今、車の中に2個あります。

こうやって見てみると使うのは限られています。
大きさとか持ち運びのしやすさとかでしょうか。
残すのはこちら

このゴムの付いているタイプが一番使いやすい。

手放すのはこちらで一捨てより多くなりましたが(笑)

汚れた物と小さい物。

使うものは玄関にさげておき、買い物終わりで畳んだ物を入れておきます。
出掛ける時に何個か車に持っていきます。

玄関の鏡の横に下げています。



さっきの話しの続きですが・・・実はひとり暮らしだと好きな物しか作らないからどうしても偏ります。
私も身に染みて分かっているのについつい・・・。
買い物も同じ物ばかりになりがちですし、これ絶対に良くないです。
老後のひとり暮らしで大事なのは苦手な物も食べることです。

病気になってしまう前に嫌いな物にも挑戦してください。
(タイトル写真はあまり得意では無かったトマト)

それではまた明日!

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