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新人賞に出すために、ラノベレーベルについて考えてみようかなって

皆さんこんにちは!
最近はめちゃくちゃイラストに凝ってる月見 葵です。

前回のノート記事が月見の想像以上に多くの方に見て頂いてたみたいで、マイページをみるたびに戦慄してました。なぜぇ…??

でも皆さん本当にありがとうございます!!!



とっても有難いことなので、これからも自分のペースでちょくちょく更新していけたらいいなと思う月見でした。

さて、月見のノートはいつも前置きが死ぬほど長いので、ダラダラ話すのはこれくらいにして本筋に行きたいと思います。

タイトルにもある通り、今回は

新人賞のラノベレーベルについてッ!

ババン!ドヤ!

はい。
こんな大げさなことを言ってますけど、別に月見は新人賞を受賞をしたことは無いですし、公募に出した回数もまだ片手で数える程度なのです。

一応出した歴をここに載せておきますね!

・2022年 第36回前期ファンタジア大賞(前期) 三次選考落選
・2023年 第30回電撃文庫大賞 一次選考落選
・2023年 第16回GA文庫大賞(後期) 選考中

ア、アレ……?

月見、ぜんぜん出してねぇじゃん……?


そりゃ受賞しませんわ。だって弾数ぜんぜん足りてないもん。


――これは新人賞に出す時、月見葵が「どこに出そう……」と、迷ってるだけの悲しき物語だ――


いやあの嘘です、どうか皆さんのお力を貸してくだちい。お願いします。

このノートを初めてご覧になる方もいるかもしれませんが、実は月見は今でも筋金入りのラノベオタクでして。
人生初のラノベは、小学校高学年で手に取った『生徒会の一存』でした。葵せきな先生だいしゅき。

それ以降はずっとファンタジア文庫愛好家(趣味が偏るタイプのオタク)で、以外にも最大手の電撃文庫はあまり買った記憶が無いんですよね。
(もちろんスニーカーとか、ガガガとか、ファミ通とかは買ってました!)

でも有難いことに、中学時代はクラスの女子半数以上がラノベ好きで、色んなレーベルの作品の貸し借りが行われていたんです。
今思うと、ほんとラノベの英才教育の整った環境だったなって思います。お陰で創作を書くキッカケにもなりましたからね!

まあそんなことは置いておいて、ですよ。

そんな月見がこの十数年で培ったラノベノウハウを駆使して、新人賞の話を交えながら、それぞれのレーベルカラーを考察してみたいと思います。

ぜんぜん新人賞出して無いくせにねッ!!
そこだけはご周知ください。完全に月見なりの個人的解釈なので。


◎電撃文庫

皆さんご存じの電撃文庫です。
月見は個人的にあのしっかりした外カバーが好きです。お風呂で読んでもヨレないので。

新人賞の応募要項には、
オリジナルの長編及び短編小説。
ファンタジー、SF、ミステリー、恋愛、青春、ホラーほかジャンルを問いません。
未発表かつ日本語で書かれた作品に限ります (他の公募に応募中の作品は選考対象外となります)。

と書かれています。

まあこれまでの歴代の新人賞受賞の作品とかを見ると、

王道ファンタジー!
クライムサスペンス!
グログロブラックファンタジー!
青春群像劇!
百合ラブコメ!

なんか、あの、色々ごった煮ですよね。
ほんと「面白ければオッケー!」みたいな雰囲気を感じます。

でもですね。
ラノベオタクの月見が思うに、電撃文庫の受賞作品は新人賞とは思えないほどの一定の高いクオリティが担保されているなって感じるんですよね。

もし仮にですよ。
他レーベルの受賞基準の点数が100点満点中80くらいだとするじゃないですか。(もちろん推敲して出版時点で100点になるのでしょうけども!)

電撃文庫の場合、その基準がいつも90~95点くらいの印象なんですよね。
そりゃ高いわ。えぐい倍率で振り落とされるわと。
だってどれも面白いんだもん。

☆月見的ポイント!

・どんなジャンルでもどんとこい!
・受賞したら認知度は高いよ!
・文章力、ストーリー、キャラクターなどの総合力が高く求められるよ!
・めっちゃ狭き門だよ!


◎ファンタジア文庫

月見が愛するファンタジア文庫!
デートアライブとか、ろくでなし魔術師とか、アサシンズプライドとか!
月見が好きな作品がいっぱいあります。語るだけでたぶん一万字行けます。

新人賞の応募要項には、
十代の読者を対象とした広義のエンタテインメント作品。ジャンルは不問です。日本語で書かれた未発表のオリジナル作品に限ります。

と、あります。

いや範囲広くね!!??

とは思いました。
でもだめですよ、騙されてはいけません。ファンタジア文庫愛好家の月見が言うのですから間違いありません。

いいですか、ファンタジア文庫は

ヒロインが可愛きゃ正義なんですよ!!!!!!


これは間違いないです。そりゃもう十年以上ファンタジアを読み漁ってきた月見が言うのですから間違いないです。
(いやあの冗談ですほんとかどうかは分かりません、これで月見は三次選考落とされてるので)

でも、ストーリーや世界観も大事だとは思いますが、月見的にファンタジアに出す作品はヒロインがキモみたいなところはあるんじゃないかなーと考えてます。

ほら、最近だと舞台化もされた『スパイ教室』とか。『薄幸のロザリンド』とか。月見も大好きな『王様のプロポーズ』とか。
みんなヒロインが魅力的ですよね?

ファンタジアはとにかくヒロイン。ヒロインです。
可愛い女の子がいっぱい、魅力的な女の子がどれだけ書けるか。

月見はそう思って新人賞に出すつもりなので、これで受賞したらこの説信じてくれますよね?ね?

☆月見的ポイント!

・可愛いヒロインがとにかく大事!
・ちょいエッチな感じも入れるといいかも!
・オリジナリティを割と大事にしてるかも!

◎スニーカー文庫


ファンタジアと肩を並べる老舗レーベルです。
ここも月見とても好きです。ハルヒは当然として、月見は『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』シリーズが本当に大好きでした。

最近だと、『誰が勇者を殺したか?』が話題になりましたよね。めちゃくちゃジーンときて面白かったです。

新人賞の応募要項には、

ファンタジー、ラブコメ、ホラー、SF、ミステリー、青春などジャンルは問いません。10代の読者を対象とした、あなたにしか書けないエンタテインメント作品をお待ちしております。

むむむ。これも自由ですか、でももう騙されませんよ!

スニーカーは電撃と少し似てるカラーを感じます。
でもカクヨムから人気作を引っ張ってくることも結構あるので、異世界系も多い印象です。

ちょっとひと味違うラブコメとか、青春フシギ系、変わった異世界系。
何かひと捻りある作品が受けるような気がしますね!

オリジナリティが高くて、キャラの造詣が深くて、文章力が高くて……

あれ?スニーカーって実は難易度高い????


☆月見的ポイント!

・流行り物を取り入れることも多いよ!
・ラブコメ、ファンタジーなど定番にひと捻りあるとウケるかも!?
・文章力が高い人が多い印象かも!

◎GA文庫

ごめんなさい、実は月見あんまりここ読んだことない……です。
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』ぐらいです、あう、石投げないで…

で、でもでも!
アニメは死ぬほど見てましたよ!最近だと『ひきこまり吸血姫の悶々』とか、『処刑少女の生きる道』とか!!!
だ、だめですか……?

新人賞の応募要項は、

広義のエンターテインメント小説作品(ファンタジー、学園、ラブコメなど)。日本語で書かれた未発表のオリジナル作品。

やっぱりざっくりやんけぇッ!!!ダンダン!!

ふ、でも月見はクールなオトナ。もうこんなことを書かれていても取り乱したりはしないのです。

まあ月見は現在(2024年2月)GAの一次選考待ちなのですが、もう心臓バックンバックンですがね!!!ハヤクコロシテ……!


GAはやはりダンまちが有名ですよね。あとニャル子さんも大好きでした。
ファンタジー、ラブコメは安定して多いですね。
ここ最近で目立ったのは、『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした』ですね。こういう恋愛モノも来たんだ……!と戦慄しました。

GAの受賞作はコンスタントに面白くて、よくアニメ化する話を聞きます。

世界観とキャラクターがしっかり土台を組んでて、ちゃんとストーリーがおもろい!って感じがします。

GAは流行を取り入れつつ、そこまで左右されず面白い作品がちゃんと評価されている気がしますね!

☆月見的ポイント!

・それなりに流行を見てるかも!
・でもちゃんと面白いのも受賞してるから、意外とカテゴリは大丈夫?
・キャラの掛け合いがとっても面白い作品が多い!


◎ガガガ文庫

青い外カバーが特徴の大好きなレーベルです。月見ここなら頑張れます。
やっぱり『弱キャラ友崎くん』が最高ですよね!!あと『月とライカと吸血姫』も大好きです!!ボロボロ泣きました。

新人賞の応募要項では、
ビジュアルが付くことを意識した、エンターテインメント小説であること。ファンタジー、ミステリー、恋愛、SFなどジャンルは不問。商業的に未発表作品であること。

ひとクセもふたクセもあるキャラクターが織りなす青春ラブコメが多い印象ですが、皆さん文章力がとっても高いです。めっちゃ読みやすいです。

ファンタジーはファンタジーで重厚なストーリーですし、『魔女と猟犬』とか重厚過ぎて震えました。電撃とはまた違う一定の高い感動を与えてくれるレーベルだと思います。

月見の印象でいえば、
キャラクターもそうですが、どちらかというとストーリーやテーマ性を強く感じますね。いい意味でクセがあって、印象に残るようなストーリーラインがあると思います。

☆月見的ポイント!

・クセのあるキャラクターが多いラノベが多いかも!
・一味違ったストーリー、ちょい重めでも受け入れてくれそう!
・しっかり設定を練ったファンタジー、構成力など総合力が求められそう?


◎MF文庫J

はい、月見大好きレーベルその3、MF文庫Jくんです。
『変態王子と笑わない猫』めっちゃ大好きです。『ようこそ実力主義の教室』は高校生の時からずっと読んでる人生バイブルです。
最近は最優秀賞を取った『マスカレード・コンフィデンス』を読んで震えております。めっちゃおもろくて……

新人賞の応募要項では、
10代の読者が心から楽しめる、オリジナリティ溢れるフレッシュなエンターテインメント作品を募集します。
ファンタジー、SF、ミステリー、恋愛、歴史、ホラーほかジャンルを問いません。

10代!フレッシュ!!??えんたーていんめんと!!!??
フレッシュとは…????とゲシュタルト崩壊しそうになるのを落ち着けつつ、今はこちらの賞に向けて執筆してる月見です。

月見の個人的イメージはもう『緋弾のアリア』の萌え萌え系レーベルってイメージなんですよね。『まよチキ!』とか。
可愛いヒロイン!ちょっとえっちぃ!カラーイラスト多め!!みたいな。

真面目な話をすると、キャラクターの個性をすごく重要視しているレーベルというイメージが強いです。

ハイテンションなキャラクター!絡み合うイチャラブ恋愛関係!
でもストーリーは何だかんだちゃんと面白い!!?なんだこれ!!?って怒涛の勢いで押し流されるような、濁流みたいな勢いがあります。これが十代に向けたパワーか……

ある程度のストーリーはあるけど、とにかくキャラでごり押し!みたいな作品もありますしね。あとえっちぃ描写多めのヤツとか。『ノーゲームノーライフ』とか割とえちえちですよね、うへへ。

☆月見的ポイント!

・キャラクターの個性を結構重要視してるかも!
・そこまで流行に左右されていない印象?
・えっちぃのが割と多め!

◎オーバーラップ文庫

うえええ、ごめんなさい、月見こちらは完全ノータッチでした……

ので!!

きちんと勉強させて頂いてから、改めてまとめようと思いますので今回は割愛します!!!ごめんなさい!!!;;


なんかいい感じにまとまってきたかも


まとまった……のか?

でも今まで月見が読んできたラノベたち、そのレーベルの色は何となく言語化することで分かったような気がします。
もう五千字も書いてたの……??公募に出す作品の方書いてないで何をしてるんでしょうね、月見ってやつは。

今回月見がまとめたラノベレーベルたちですが、完全に月見の主観なので、絶対にこれが正しい!ってわけではないので、注意してくださいね!
他の方々の場合だと違う見方があるかもしれないですので、怒らないで下さいね、ね?(小心者ゆえの念押し)

色々な意見を教えて頂けるととっても参考になるので、是非コメントしてくださるとうれしいです!!

皆さんのバイブルラノベはありますか?
今から未来のラノベ作家様と仲良くなりたい月見でした。

では、また☆

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