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旧暦で言うと立夏 さぁ夏が始まるぞ

 暦は二十四節季でいう立夏ですね。
『さぁ今日から夏」という意味を強調して、立夏の朝のことを「今朝の夏」と呼ぶのを知っていますか?
なんだかさわやかで颯爽としていてかっこいい響きです。
「今日から夏だ、がんばるぞ~」という気持ちがこの言葉から伝わってきます。

日本にはこうした季節を自分たちの気持ちに寄り添わせる美しい言葉がたくさんありますね。月に寄り添う旧暦の中には、そんな日本特有の言葉がありますが、私はとても惹かれてしまいます。


5月は青々とした木々の若葉が眩しく、1年で一番過ごしやすく美しい季節です。

こんな句を見つけました。

いかにせむ 山の青葉に なるままに 遠ざかりゆく 花の姿を

「おぉ どうしたことだろう 山がどんどん青葉で覆われていくことを止めることができない。花の面影がどんどん遠ざかってしまう」と言う意味で、俊恵という東大寺のお坊様が詠んだ句ですが、私はちょっと別の解釈をしてしまいました。

「どうしたことだろうか・・・
あの美しかった桜の景色が、青葉で山が覆われてしまうと、すっかりその景色は思い出せなくなってしまう。私の記憶が薄れていくように・・・」
と。「年を取るとだんだん記憶力がなくなってしまって悲しいものだ・・・」みたいな意味かなぁ…と思ってしまいました(笑)

俳句もそれぞれ人の年齢や立場によって捉え方が違ってくるのかもしれませんね。

また、5月は1年で一番良い気候ではあるのですが、体調が今一つ優れないという人も中にはいらっしゃるのではありませんか?
実は私もそのひとり。どこと言って悪いわけではないけれど、なんとなく身体がだるくて本調子じゃない・・・。
その原因は人それぞれ違うのでしょうが、4月から始まった新しい生活のリズムに乗り切れなかったり、その逆で連休でのんびりしすぎてしまって、身体のリズムがくるってしまったのか、❛気❜がうまく流れない状態になってしまっているからなのです。

それを改善する一番の治療は ❛寝る事❜です。
私はこれで回復しましたよ。
睡眠は、疲れている細胞を修復したり疲労を癒してくれます。
私はたくさん寝た翌朝、寝る前にダボダボしていた身体が朝起きると、すっきりしていて、体重を計るとびっくりするくらい減っていることがあります。

これは身体の中の免疫力が高まって、身体に溜まっている食べ物を吸収したからなのだそうですよ。
コロナ対策にも睡眠はかなり良いってことですね。
特に再生能力が高くなるのは11時から午前2時ころだそうですから、その時間にはベットに入っていたいものです。
そして朝はカーテンを開けて朝日を浴びて、深呼吸をする!この朝陽は身体のリズムを呼び覚ましてくれます。

朝、何となく体調がすぐれない時でも、朝の陽にあたることで、体内の自然治癒力が高まりバランスが取れてきます。

そしてそれを毎日繰り返すことで、脳が身体に「元気になるぞ」って指令を出してくれるようになるのです。

私は毎日5時に起きて、ヨガをします。
そして朝か夕には必ずウォーキングに出て6000歩から9000歩を歩くことにしています。
それを習慣化してから、気持ちがどどっと下がることがなくなりました。

自分の気の流れは自分でよくしていかないと誰もやってはくれませんものね。

あ、あと、
この季節ならではの、菖蒲湯ですが、菖蒲は邪気を払うと言われているので、ゆっくり湯に浸かって、心身を浄化するのもいいですね。


5月は季節的には1年で一番良い季節のはずなのに、、身体的にすっきりしない人は、こんなことをやてみたらいかがでしょうか?

世の中よいことばかりではありませんから、自分自身で解決策や軽減策を見つけるしかりませんものね。
自分の身体と心なので、うまく付き合っていきたいものですね。

では 今日はこのへんで

ごきげんよう


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