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日記190:「我が名はパニプリ」

と、申しております。

土日のどちらだったか失念したが、その辺りに家族が近隣のイベントに出かけていた。そこで買ってきたポップコーンだったり、福祉事業所のクッキーやパンだったり、あるいはエビの刺さった串焼きだったり…などなどを鞄から取り出しているのを見ていた。

ふと、あるものが目に留まった。袋詰めされたもので、ポンデケージョの中身と皮をスカスカにしたような見た目だった。
これなに?と母に訊ねると、なんだっけなあ、と言う。私はヨシ!と思った。私と母はよくクイズを出し合うのだが、ここで名称を当てれば私の勝ちだと思った。
はてさて、これはなんだろう。袋を持つとかなり軽く、見た感じは中華料理でよくあるエビセンみたいな感じがした。イベントの出店一覧でも見ればヒントになるだろうかと思いつつ、そんなシャバい真似はできないよな、と心の中の魁星くんが囁いた。

見ているとふと、ある名称が脳内で思い出された。それの本物を見たことはないので、もっと小さいものというイメージがあった。とりあえず言ってみることにする。
「パニプリ?」
母が驚いた顔をし、「そう!それ!」と言う。どうしてわかったのか不可思議たまらないという具合であった。

パニプリというのはインド料理の一種である。
私はそれを「新すばせか」の道玄坂、「新」ではカレー屋となったらあめんどんの北の方にあるインド料理屋で見たことがあった。なんでもインドのスナック的な食物らしく、豆のスープだか、あるいは豆とスープだかを入れて食べるのだという話を説明で見たのだった。「新」では食事の説明がやけに詳細なので、どれを見ても腹を空かす、なかなかどうして飯テロなゲーム要素であった記憶がある。

…試しにパニプリにアーモンドチョコを乗せて食べてみた。ちょっとよくわからなかった。そんな食べ方をするからである。
パニプリといい、日記166:「初!ビリヤニと1年以上ぶりの外食」(https://note.com/tukidekka/n/n1ce7c7f493e4)のビリヤニといい、最近は面白いものを食べる機会が増えた。行動できる範囲と力がつきつつあるのかもしれない。

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