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【つながる旅行記#249】舞鶴の『赤れんが博物館』に寄りつつ、船をこっそり見る
前回は長いようで短い敦賀旅を終えた。
そんな自分は今、舞鶴にいる。
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いきなり原発の線量計かよという話なわけだが、前回までの福井旅をご覧になった方なら福井が原発の数日本一だったことはご存知のはず。
そしてそれは隣に位置する舞鶴にも関係ない話ではないのだ。
青森の大間の原発は海を挟んだ函館が反対しているように、県内だけの問題では済まないことがよくわかるなあ……。
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まあそんなことに気づいたのは旅行記を書き始めてからというのはさておき、今日向かうのは赤れんが博物館である。
なんだか日本中に赤レンガうんたらがあることに最近気づいた。
なお、「前回の敦賀で赤レンガ倉庫が休館中だったからリベンジ……!」とかそういうわけではない。
単純に暇だったので博物館に行きたかったのだ。
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この赤レンガで出来た博物館は、展示内容もレンガな博物館である。
皆さんご存知の通り、舞鶴は日本海軍の鎮守府が置かれた場所。
そして軍隊が居るということは、建物や倉庫もいっぱい必要だよねということで、舞鶴には赤レンガを使用した建物がいっぱいできたのである。
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舞鶴鎮守府を作るにあたり、使用したのはホフマン窯だ。
ホフマン窯は、39歳まで建築と鉄道経営をやっていたホフマンさんが、40歳にしてレンガ製造を始めたことで作り出した、19世紀レンガ産業最大の技術革新である輪環窯である。(とてもすごいらしい)
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舞鶴では市内からはちょっと離れた場所に神崎煉瓦ホフマン式輪窯を作り、川上から採取した土を使いつつ、そこでレンガを作って舞鶴まで船で運んだとのこと。
これもまた地産地消ということか。
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館内はとにかくレンガ尽くしなので、日本どころか海外のレンガについても学ぶことができる。
国ごとに積み方が違うなんてここで知るまで考えたこともなかった。
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他にも「東京駅のレンガ(タイル)の再現がうんたらかんたら」などなど、絶対ここに来てなかったら知らなそうな知識が色々だった。
「レンガの博物館です」と聞いたときは、正直面白くなさそうと思ってしまったわけだが、結果的に寄ってよかったと思う。
行ってみると必ずなにか学びがあるものだなぁ。
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……さて、この近くには他にも赤レンガ倉庫が今でも残っている。
ここはお土産屋などが入っている赤レンガ倉庫だ。(寄らないが)
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なんだかレンガを見るとどこの国の積み方かを気にしてしまう。
そう、これが知識の効果なのだ。(さっき覚えたばかりの)
そうだ、せっかく舞鶴に来たのだから船を見なければ。
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良い丸木舟である。
縄文人と三方五湖を思い出しますね……!
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なんだか怒られそうなので、ちゃんとした船も貼っておこう。
しかしよく見ると凄まじい大きさだな……!
一体何人がこの中で生活できるのだろう。
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いやーすごかったなあ……
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あ、これもイギリス積みですね。
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そんなわけで、駆け足だったが舞鶴の赤レンガ博物館周りの紹介だった。
レンガを見ると積み方を気にする病気にかかってしまった感があるが、最後に夕潮台公園からの景色でも見て終わりにしよう。
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……また高いところから見ると更にすごいというか、ブリッジがめちゃくちゃ広い。
そしてこんなにそそり立つ壁のような船体をどうやって掃除しているんだろう。
さらに謎は深まった。
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なお、反対側には海上自衛隊の舞鶴教育隊もある。
今も変わらず軍隊と密着した街が舞鶴なのだ。
いや自衛隊は軍隊じゃないんだっけ……?
(そこはあまり触れないほうがいいか……)
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しかしこんなところからズーム写真を撮っているとスパイ感がヤバい。
こ、これくらいにしとこうかな?(自衛隊なら自分の存在をブリッジから捕捉してそうで怖い)
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そんなわけで、全く興味のなかったレンガも掘ってみたら面白そうな気配がしたのだった。
舞鶴にはこれからもお世話になることが多そうなので、良い関係を築いて行きたいものだ。
新たな学びを得つつ、次回へ続く……!
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