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【つながる旅行記#47】in松山 『生命大躍進』感じろ!生命の神秘!! part.1
朝になった。
昨日は道後温泉を満喫……はしていないが、しっかり観光できた。
アオサギにも出会えたし、良い日だった。
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そんな自分の目の前にそびえているのは、国会議事堂みたいな建物。
これは、愛媛県庁だ。
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めちゃくちゃ歴史ありそう。
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とはいえ別に県庁に用事はない。
用があるのはこの先だ。
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そう、県庁のすぐそこには松山城があるのだ。
なんだか県庁が近いせいで、スーツ姿の人が大勢歩いていて気が引ける。
「平日に仕事もせず何してんだこいつ?」とか思われてそう。
いや実際、仕事もせずに観光しているわけだけど。
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堀の中に入ってみると、これがまためちゃくちゃ広い。
大規模イベントもOKな広さだ。開放感が凄い。
こういう場所が地域にあると、暮らしている人は最高だろうなと思う。
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松山城もしっかり見えている。
しかしやっぱり結構な高さ登らないと行けないぞこれは……。
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といっても、実は最初の目的地は松山城ではない。
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今日の目的地は、愛媛県美術館だ。
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特別展の「生命大躍進」がちょうどよく松山でやっていると聞き、
行かずには居られなかったのである。
なにせ、自分の好きなカンブリア紀の生物達が見れるのだ!(化石だけど)
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中に入るとなかなかの混雑。
みんなカンブリア紀が好きなんだな……!
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さっき自分はカンブリア紀が好きと言ったが、
上の画像の中で知ってるのは「ハルキゲニア」と「アノマロカリス」くらいなものである。
なんだこの謎の生物たちは……?
自分はどうやらカンブリア紀初心者だったのかもしれない。
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アノマロカリスの1/1模型も展示されていた。
素晴らしい。
たしかどこかでアノマロカリス型のロボットを製作し、
プールで泳がせるという映像を見た気がする。
自分はこんな生物が居る海とか、絶対潜りたくないけれども。
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ハルキゲニアの化石があった。
でも想像以上に小さいな。
なんと体長は1cm~5cmらしい。
そ、そうだったの……?
どうやら自分はカンブリア紀の動物の見た目は好きだが、
細かいデータに関しては全く勉強していなかったようである。
もっと大きいと思っていた。20cmとか。
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オパビニアも自分が好きな生物の一つだ。
ノズルのような口が特徴的。
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しかし化石を見つけた人も「なんだこいつ……」と思ってそうな見た目だ。
なんでこんなにノズルを伸ばしてしまったのだろう。
ノズルを作るのにも栄養は必要だろうに。
生命の神秘である。
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アノマロカリスの化石もあった。
……いや、なんかちっちゃくないか?
さっきの1/1アノマロカリスとは比較にならない小ささだ。
でも目も前部付属肢もしっかりあるし、ここからあの大きさになるのだろうか……? いやいや、どんだけ脱皮するんだよという話だけど。
アノマロカリス:
知られる全身化石標本はいずれもやや小型の個体(例えば A. canadensis は17.4 cm)で、大型個体は前部付属肢など単離した硬組織のみから知られ、その数値で全身化石の比率にあわせて最大体長(前部付属肢と尾部を除く)が推算される。
どうやらアノマロカリスも色々あるらしく、小型のものは全身がバッチリわかる化石が見つかっているが、大型のものは体の一部しか見つかっていないので、そこから体長が予測されているらしい。
先程の1/1模型は、大型のものを製作対象に選んだということなのだろう。
しかしこう……17cmくらいなら、
生きていればペットとして人気が出た可能性も……?
いや、蛇も脱皮を繰り返すと意味不明なデカさになるし、アノマロカリスもヤバいかもしれない。(まあもう絶滅しているのだが)
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展示を進んでいくと、これまたデカい化石があった。
巨大なエビに見える。
めちゃくちゃ食べごたえがありそうだ。
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名前はウミサソリ。
サソリやカブトガニの仲間らしく、とにかく大きい。
この化石は体長2.2mもある。
やはり昔の生物はデカいものはデカい。
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ウミサソリはそこらへんのカニもびっくりなハサミも持っているらしい。
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やっぱり古代の海とか絶対潜りたくないわ。
ウミサソリに余裕で負ける未来が見える。
そんなことを思いながらふと顔を横に向けると……。
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!?
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ウミサソリさんが襲われている!!??
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いやなんだこの化け物みたいな魚は……!?
この魚は『ダンクルオステウス』。
体長は6m~10mになると考えられているそうだ。
いやでかすぎるだろ……。
2.2mのウミサソリを襲えるなら、人間も余裕で一飲みだ。
……うん。
やっぱり古代の海とか絶対潜りたくないわ。
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現代に生きていることを感謝しつつ、次回へ続く――
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