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油断してたらスーパー天気痛に襲われた記録と、偏頭痛の新薬について

日曜は朝から温かい風呂に入って読書だ。

人混みを避けた結果なんだかわけのわからない習慣ができたが、これもまた良し。

今回も風呂読書のおかげで、「チンパンジーと人間のお絵かき能力比較」や「チンパンジーの瞬間記憶能力」、「”今ここ”を重視するチンパンジー」、「言語習得と描くことの関係」等についての知識が増えた。
これは興味深い本だ。ちゃんと読破しなくては……。


……さて、風呂で2時間ほど読書をしてほどほどに温まった体。

思えば昨日はしっかり寝ていない。
読書も相まってめっちゃ眠くなってきた

体も温まってるし、もう春っぽいし、もう服は最小限着てればいいだろ……

自分は薄いシャツと下着のみで布団へ入った。

それが最悪な結果をもたらすとは知らずに……


夜、目が覚めた。

激痛とともに。


この耳がふさがったような感覚頭の側面から来る尋常じゃない痛み

これは天気痛……しかもヤバいときのバージョンだ。

感覚でわかる。これはもう少し悪化すると嘔吐する

早く対策を取らねば……!!


布団から這い出して、おぼつかない足取りで部屋を移動し、プロテインバーとセルベールとロキソニンを手に取る。

「ロキソニンを飲むときは少しでもなにか食べないといけない」と聞いた気がするのでプロテインバーを食べるが、もはや味もよくわからない。

食べたせいなのか一気に嘔吐感が高まるが、今までの経験上、ここでどうにか耐えると吐かずに済むのだ。今回はどうなるだろうか。

……しかしホントに今回はキツい。
なんだか鼻も詰まってる気がするし、もしかして天気痛じゃなくて風邪とかなのだろうか……?

つらすぎて半目になりつつ、体温計で体温を測る。

『35.3℃』だった。 ……壊れたかな?

ちなみに自分の平熱は36℃前半だ。

熱があるどころか、むしろ低いとは……。

・・・

1時間後、薬が痛みを30%くらい軽減してくれたようで、嘔吐感も引いた。

しかし今まで頭痛のときに体温なんて測ってこなかったが、もしかしてなにか関係があるのか……?

そんなことを思いながら、今度は厚着に着替えてまた布団に潜り込み、必死に寝て治すのだった。



で、結局寝ても治ってないのだが、
症状が軽くはなったのでこれを書いている。

さっそく体温と偏頭痛の関係を調べてみるが、ネット上の医療情報の調べ方に関しては素人なので、正直あんまり参考になるかどうかはわからない。

でもとりあえず関わってそうなのは血流の低下だ。

低体温になると、血管が収縮して血流が悪くなって頭痛が起きるらしい。
さらには、脱水でも同じように血流が悪くなるのでよろしくないようだ。

思えば昨日は激痛とともに喉の乾きも感じていた。
風呂で水分を失った後に、眠すぎて水も飲まずに寝たのがまずかったか。


……ここでふと、年末に会った優秀な弟を思い出す。

弟は常に謎のボトルを持ち歩いていた。

「なにそれ?」と聞くと、水分補給用らしい。
どうも弟は定期的に水分摂取をしているようだ。

まあ水分補給を知らせるアプリとか聞いたことはあったけど、弟がそんなものを気にしていたとは……しかもマイボトルまで用意して。

だがその時の自分は、「さすが意識高いなあ」で流してしまった。


……弟、やはり優秀である。
頭痛持ちの自分は、弟に学んで水分補給に気をつけるべきだったのだ。

まったく……自分の周囲が常に先を走りすぎていて震える。



ということで、いくら暑かろうが油断して薄着で寝ないことと、水分補給をしっかりしようと思ったのだった。

そして以前どこかで、天気痛の特効薬が開発されたという話を聞いたのを思い出した。

Google検索で「天気痛の特効薬」と検索するとキアガードとかが出てくるわけだが、大体こういう天気痛の薬は昔からある漢方薬の「五苓散」が入っているだけだ。(ちなみに自分は全然効かなかった)

なんかこういう五苓散じゃない薬が出たと効いたのだが……。

さらに調べると、市販薬にはないトリプタン製剤という物が出てきた。
これは医師の処方が必要になるだけあって凄いらしいのだが、何年も前からあるらしいので、これではないような……?

さらにさらに調べると、やっとたどり着いた。

その薬の名前は……

「レイボー」である。


どんなものかは……以下の動画を見てもらう感じで。

https://youtu.be/o2LILcgK8mk

新薬なのでまだわかっていない部分もあるものの、頭痛の予兆を感じ取って服用することが大事なトリプタン製剤と違って、レイボーは頭痛が起きてから飲むらしい。

今回の自分のような頭痛ではベストな使用タイミングに思える。

そしてこの薬の一番いいところは、血管の収縮には作用しないので、そういう病気がある人でも使えるところだ。

ただ、新薬だけあって価格も1錠300円越えとなかなかのもの。

「車に乗るのを控えるように」と言われるレベルの副作用があるので、ちょっと服用の場面は検討の余地があるかもしれないが、偏頭痛持ちの人には強い味方となることだろう。



偏頭痛(片頭痛)の人は、わざわざ病院に行くことは少ないらしい。
もちろん自分も病院に行っていない人間の一人だ。

そうなるのは、「そもそもそんなに頻度が多いわけじゃないから」とかいう理由があってのことではあるのだが、しかし病院に行かなければ市販薬以上の効果がある薬は手に入らないのだ。

自分も記録をつけて、酷い頭痛が月に何度もあるようなら、病院に行くのもありかもしれないと思えてきた。

頭痛に悩む人がめちゃくちゃ多いと言われる日本。

みなさんも悩んでいたら、医師の診断を検討してみてはどうだろうか。


・・・

そういえば、頭痛で悩む自分に対して母が「病院へ行け」と助言していたのを思い出した。

頭痛で病院なんて……と思っていたが、正しかったのは母の方だったようだ。

つまり、母も自分の遙か先を走っていた……?


いやはや本当に、自分の周囲が優秀すぎる。


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