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結局クラフトコーラにハマってしまったのでは…?【沖縄アイランドクラフトコーラ】

以前コーラの味比較動画を見たことで、代償行動として買ってきたクラフトコーラ

スパイスと炭酸の爽やかさが新鮮な体験で、なかなか良かった。

まあでもクラフトコーラはひと昔前の流行な気がする。

季節的にも、爽やかさより暖かさを求める段階だろう。

なので、「これ以上深入りするのはやめておこう」と最後に語って記事のラストを締めくくった。


……しかし今、

目の前になぜか『沖縄アイランドクラフトコーラ』がある。

本当に自分には「逆説プランニング」的な手法が効きすぎるらしい。

「やらない」と言ったら「最高にやりたくなる」のだ。

これからは下手にやらないとか言わないほうが良いかも。やるから

さて、沖縄で作られたこのクラフトコーラは、他と比べると値段も少し安くて容量も多い。(900円で300ml入り)

自分で炭酸水を加えて割らねばならないが、好きな濃さで作れるのでこれはメリットとも言える。

果たして伊良コーラとの違いはどんなものなのだろうか……!?


というわけで、炭酸水はウィルキンソンを使用。

こんなもの誰が買うんだよ…」と思っていた炭酸水を自分が買う日が来るとは思わなかった。

人生は読めない。

それではクラフトコーラをクラフトしていこう。

6~10倍で割るといいそうなので、まずは10倍で割る。

10倍で自分の満足行く味だったら、いっぱい飲めてお得だからね!!

そんなわけで20ml注いでみたが、想像以上に少なく見える。

ではここに180mlの炭酸水を注いで10倍希釈

ああ……なんだか理科の実験を思い出すな。

やっぱり学校で習った知識は使うんですよ。日常でも。

そしてなんとなく木製のマドラーで混ぜたら、めちゃくちゃ泡立った

昔テレビで『ビールの泡を復活させる裏技』として、割り箸を使って混ぜる方法が紹介されていたが、期せずしてそれを行ってしまったとは……。


なお、これをやると盛大に炭酸が抜ける

自分は強炭酸が苦手なので逆にOKな展開だが、炭酸を楽しみたい人は気をつけよう。


そんなわけで早速飲んでいきます!!

果たして違いはいかに……!?


(ゴクリ……!)


スパイシー……!!


とはいえ伊良コーラとは似ているようでちょっと違うスパイシーさだ。

伊良コーラも高麗人参を入れたりしていたが、沖縄アイランドクラフトコーラも『薬膳コーラ』なんて自分で言ってるくらいなので、確かにそこはかとない薬感が漂っている。

でも複雑な味のコーラという感じで個人的には好きかも。

ただ10倍は流石に薄すぎる気がするので、6倍か5倍くらいでも良いかなという気もする。


なお、このクラフトコーラもコップにスパイスらしきものは残るが、伊良コーラよりも粒度は小さいようだ。

スパイス感がこちらの方が少なめなのは粒度も関わっているのだろうか?

なお、スパイスが喉に残る感じは沖縄アイランドクラフトコーラにも多少ある。

クラフトコーラとはそういうものなのだろう。



その後、で割ったり牛乳で割ったりして試してみたが、個人的にはやっぱり炭酸水が一番だなと思った。

特に水割りなんて飲めたものではない。

やはり炭酸は必要なのだ。


……しかしよく考えたら、自分はどっちかというと炭酸飲料が嫌いな人間だったのに、なんでこんなことになっているのだろう。

最初にも言ったが、人生は読めない。

そして今嫌いなものだって10年後には逆に大好きになっている可能性があるとすると、下手にあれこれ否定するのは危険な気がする。


そういえば小さい頃の自分は『ジョジョの奇妙な冒険』の絵柄が苦手で、どっちかといえば嫌いなくらいだった。

しかし今や漫画は全部読んだし、アニメどころか小説や実写映画まで見ているのだ。

こりゃあんなに否定したゴジラ−1.0』も、老人になったら「逆にこれも良いんじゃないかのう」とか言ってるのかもしれない。


知識の量も、肉体も、年を経て変化していく。

こうやって嗜好が変化して、人生の最後まで色々なものを飽きずに楽しんでいけたら良いな。

老後には老後の楽しみが生まれるというのはそういうことなのかもしれない。


そんな謎の学びをコーラで得たのだった。


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