【つながる旅行記#163】境港市ぶらぶら散歩【アーケード・妖怪楽園・境港駅前】
では、前回に引き続き境港市を散歩しよう。
まだ朝8時なので、時間はいっぱいある。
水木しげるロードのラストは、アーケードへと繋がっていた。
本まぐろラーメンの巨大看板がすごく目立っている。
(先述したように、人が居ないのは朝だからである)
ここなら屋根がしっかりあるので雨も気にせずに観光できそうだ。
ちょっと薄暗さがある気はするけど。
そしてここが水木しげる記念館。
これは境港市に来たら絶対に入らなければならないだろう。
開館時間になったら行かねば。
なんかチベットな店もあった。
オリキャラらしきものがかわいい。
では次はアーケードから少し離れた妖怪楽園へいこう。
キャラクターいっぱいの子供が喜びそうな空間が広がっていた。
そしてやっぱり一番目を引くのは……
この「がしゃどくろ」だろう。
ここに置いてあるものの中でもトップクラスの大きさの作品だ。
子供が見たら泣きそう。
そしてこれを見ていると、歌川国芳の代表的な浮世絵「相馬の古内裏」を思い出す。
あれも凄い作品だよなあ……
まあ細かいことを言ってしまうと、
がしゃどくろは昭和中期の創作妖怪であり、国芳の描いたものはがしゃどくろではないらしい。
そ、そうだったの……!?
そんなわけで、まだまだオープンまで時間があるので今度は境港駅へ向かう。
実は水木しげるロードは一直線に境港駅に繋がっているのだ。
こちらは河童の泉。
ここにも色々な水木しげるのキャラクターが自由にやっている。
そんなわけで境港駅へ到着。
もう本当に水木しげるワールド一色だった。
そして駅の入口付近には、なんだか気合いの入ったブロンズ像が。
そう、これは水木しげる先生御本人のブロンズ像なのだ。
水木しげるは戦争で片腕を失ったが、戦後片腕だけで凄まじい量のコンテンツを生み出した。
「死を覚悟してからの生還」を経験した人は人生や時間への考え方が変わるというが、水木しげるもきっとそういうものがあったのかもしれない。
しかし考えてみれば、自分がもし腕を失ったら、果たして手を使う仕事なんて選んだだろうか……?
漫画はアシスタントを雇うことも出来るとはいえ、凄い選択をしたものだと思ってしまう。
壮絶な人生を生き抜いた水木しげる。
なんだか自分が学ぶべきことはたくさんありそうな気がしてきた。
これは水木しげる記念館ヘ行くのが楽しみになってきたぞ。
そんな感じで次回は、記念館へ…!
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