M3MacBookAirが唐突に登場したのでM1からの変化をチェック
「M3 MacBookAirが出ます」
……そんな情報が急に入ってきた。
う、うおおおおぉ!!!
おぉ……?
なんかこう、発表イベントとかなさらないんですか……?
ずいぶんと静かな発表に新型PS5がフラッシュバックしてしまったが、Appleを知る歴戦の者たちによると「さほど違いがないときはこんなもん」とのこと。
前回大々的に発表イベントをしたときは「M3チップ登場!!うおぉ!!」という感じだったわけだが、今回はあくまでも「AirにM3載せました」程度なため、発表イベントなんてものは要らないという判断らしい。
まあ確かに筐体もM2 MacBookAirからほぼ変化はないし、日頃からAppleを追っている人達からしても大したことはないのだろう。
だが自分はM1のMacBookAirユーザーなので、非常に興味がある。
(そもそもM2の仕様もよく知らないくらいだし)
なのでこの記事は現在M1 MacBookAirを使っている人向けになるだろう。
買い替えを考えている人もいるだろうし、早速チェック開始!!
【筐体の変化】
まず見た目の変化として、M2MacBookAirからは筐体が四角い感じに変化している。
MacBookAirといえば今まではシュッとしたデザインだったのだが、それはM1までで終了したらしい。
自分はこのM1のシュッとしたスタイリッシュさが良いなあと思っていたのでちょっと残念に思っていた。
だが実は厚みで考えると、M1Airは0.41〜1.61cm、M2とM3は1.13cmとなっており、全体的に相当薄くなっているのだ。
それを知ってからは、「じゃあ新デザインでもいいか!!」という感じになっているのが今の自分だったりする。
重さも1.29kgから1.24kgになったみたいだし、素晴らしい。
正直もうWindowsノートなら1kgを切るようなものはあるのだが、高性能な上にファンレスでバッテリーもちまくりかというとそんなことはないのだ。
やはりそういう意味でMacBook Airは良いなあと思う。
【MagSafe3がついている】
なんとM2になってからは、MacBookAirでもMagSafe 3端子がついている。
自分のM1はUSB-C端子が2つだけなので、ちょっと驚き。
MagSafe3は磁石でくっついて充電する形式なので、他に使い道のあるUSB端子を使わずに済むし、ケーブルに引っかかっても簡単に取れるので床に落とすのを防げるという良いものらしい。
(旅行の際にこのMagSafeケーブルを持っていくかといえば、荷物が増えるので避けるような気もするが)
まあ正直、MagSafe端子を付けるよりは「いい加減右側にもUSB-C端子をくれよ」という人が大半なんじゃないかと思うが、そういうのはもっとお金を出して上位のM3ProやM3Maxを買えという姿勢をAppleは貫いている。
世知辛い。
【色々と対応(Wi-Fi,AV1デコードエンジン,ニューラルエンジン)】
M3 MacBookAirから、Wi-Fi 6E(802.11ax)に対応する。
正直なんのこっちゃだが、より快適にWi-Fiが使えるようになると思っておけば良い。(もちろん使用ルーターによるが)
Wi-Fi 6Eではなんと6GHz帯が使えるとのこと。
2.4GHzと5GHzだけの時代から、すでに世の中は変化していたんだな……。
そして更になんのこっちゃだが、AV1デコードエンジンに対応する。これは高解像度の動画を見るときにCPU負荷を下げるのに役立つらしい。
世間では「4K対応にすればYoutubeのAIに良い動画だと判断されるらしいぞ!」という噂を聞いてか、やたら解像度を高くした動画が増えている気がしなくもないため、対応するに越したことはなさそうだ。
あとAIパフォーマンスがアップしてうんたらという話だが、使われているソフトウェアの事例をあまり聞かないので一般人は気にしなくてもいいだろう。
【外部ディスプレイが2枚使える!(使えるけど使えない)】
MacBookAirの問題点として、外部ディスプレイが1枚しか使えないというものがあった。
もちろんやりようによっては今までのMacBookAirでも複数ディスプレイは可能なのだが、今回のM3Airでは正式に最大2枚の外部ディスプレイに対応する。
「閉じた状態」のとき限定だけどね!!
なんだかこの「閉じた状態でも最大2枚の〜」という書き方だと通常時も当然2枚使えそうに読めるが、実際は通常使用時に使える外部ディスプレイは1枚だけである。
……まあここらへんはなにか難しい事情でもあるのだろう。
自分は1枚繋げれば事足りる状態なのでまあいいかなと。
【買い替えるのかどうかと「学割」の話】
そんなわけで、M1と比べたら他にもあれこれ変わっていて良い感じだ。
カメラも良くなってるし、スピーカーも4つになって空間オーディオがうんたらということで、M1のスピーカーですら感動していた自分にとっては相当に感動的な体験ができることだろう。(15インチだとスピーカーは6つになる)
Windowsノートのスピーカーは基本的に酷すぎるので、自分がMacBookを初めて使ったときは本当に驚いたものだ。
……でもまあ全体的に、これらの変化ではM2ユーザーが買い替えるかというとそんなでもない気がする。(Blenderなどの3DソフトはM2よりめちゃくちゃ快適になってるらしいが)
ただし、M1 MacBookAirの場合は2020年販売開始なので、もう4年前。
そろそろ新しいMacBookにしようかなと思っているM1ユーザーは多そうだし、もしかしたらM3 MacBookAirは人気の機種になるのかもしれない。
自分も出来ることならM1から買い替えたいと思っているし。
(まあ値段がアレすぎて正直きっついんだけども……)
……そういえば、M3 MacBookAirでは学割が効くらしく、なんでか知らないがギフトカードまで配っているらしいので、Macを買う予定の学生の方はこの機会に利用しよう。
(もう入学へ向けてM2買っちゃった人もいるかもだけど)
自分のM1 MacBookAirも電池のあれやこれやで来年はどうなるやらなので、M3Airの購入に向けて備えておかねば。
そうだ、大変なことになった電池の変化から、そろそろ1ヶ月。
報告記事を書かないとだな……。
そんなわけで、突然現れたM3 MacBookAirの紹介でした。
近々新型iPadも出るとか聞いたが、果たして……?
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