【コーヒー】インスタントコーヒーがカッチカチになったので実験をする
地獄の頭痛に悩まされた翌日、なぜか無性に模様替えがしたくなった。
思えば2年前の配置から基本変わってないこの部屋。
ちょっと机の位置でも入れ替えてみるかと行動に移したところ、結果的に大掃除になってしまったのだが、こういうこともある。
でもそのおかげで今まで放置していた見えない部分のホコリもきれいになったのでOKとしよう。
そして、掃除をしていて見つけたのがこれだ。
『ネスカフェゴールドブレンド』である。
これはコーヒー豆を自分で挽いてドリップするようになった頃、もし面倒くさくなったらインスタントにしようと思って買ったものだ。
しかし何度か試しに飲んでみたら「うーん…」という感じだったので、その後ずっと放置していたのである。
そしてこれ、手に取ってみたら中身が微動だにしないことに気づいた。
サラサラなはずのゴールドブレンドがカッチカチになっていたのだ。
そしてなんだか白い。
ちなみに賞味期限は2024年3月。
(まあこれを当てにできるのは未開封のときだけだろうけど)
正直カビにしか見えないが、まだ正体はわからない。
情報を探ってみよう。
……ということらしい。
同じように悩んでいる人はいっぱいいたようで、情報はすぐに見つかった。
とはいえこれを聞いても全く飲む気にはならない。
かといって、このまま捨てるのも忍びないような。
夏休みの自由研究じゃないが、なにか実験を出来ないものか?
すると、インスタントコーヒーからカフェインの結晶を取り出す実験がヒットした。
でもよく考えたら、そもそもカフェイン(多分)はもう出てきている。
そしてこの家には実験器具もない。
うーむ……
さらに調べていたら、『固まったコーヒーの復活法』があった。
まあ復活させても飲まないのだが、どうなるかはちょっと見たいかも。
しかも手順はレンジにかけるだけと簡単だ。
せっかくの機会だ。カチカチがサラサラになるか、やってみよう。
皿に出してみる。
なんだかもう普通にサラサラなのでは……?
ちょっと触るだけでポロポロほぐれていく。
寄ってみるとなかなかすごい。
カフェインの結晶は針状なので、これは確かにカフェインな気がしてきた。
では、もう乾燥してそうだけど言われた通りにレンジにかけてみよう。
プシューーーープスプス…………
「煙をあげる黒い物体」がそこにはあった。
えっ?
レンジで乾燥ってデマなの?
というか実はこのあと、本命の実験である「コーヒーカップとスプーンの接触音の音程変化」をやろうと思ってたんだけど!?
(インスタントコーヒーを入れて混ぜると、カップとスプーンの接触音がどんどん高音になっていくやつ)
だがもはやこれはコーヒークッキー(コーヒー100%)だし、キッチンペーパーもくっついちゃってどうしようもない。
計画が破綻した……!
(まあnoteのネタにできたからいいか)
皆さんもレンジにかけて乾かすときは覚悟を決めてやってほしい。
もしかしたらクッキーが出来てしまうかもしれないから……。
そんな失敗の記録。
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