弁護士への依頼

弁護士によって早速内容証明を送付してもらいました。
これで時効が6カ月停止するので、安心です。
6カ月内に解決しない場合は裁判となります。

さて弁護士による残業計算ですが、弁護士に調査復命書のコピーと私の持っている残業の証拠を出しました。調査復命書には、労働基準監督署が調べた労働時間が詳細に掲載されています。
弁護士は以下のエクセルを使って、残業の計算をして、いくらの残業代が発生するか試算をしてくれました。

京都第一法律事務所が公開している残業計算ソフト

残業計算ソフト
 https://zangyodai.kyoto.daiichi.gr.jp/kyuyodaiichi 

これで、請求する残業代が決まりました。
会社とはこの内容で話し合いをしていく事になります。
話し合いがまとまれば、示談という事になりますが、まとまらなければ裁判という形になります。なるべく示談で済ませたい所です。

また、労災の損害賠償請求もしなくてはいけません。労災の損害賠償請求をいくらにするのか、弁護士と相談をしました。
損害賠償請求額については、ほとんど私が根拠と金額を決めました。弁護士として意見が欲しかったところですが、特になにもありませんでした。
私の試算による要求額が高かった為か、とりあえずこれで相手側に出してみましょうか?という感じです(弁護士は、私の要求金額を聞いてドン引きしている感じがしました)。

損害賠償請求は、損害賠償請求で、残業代請求とは別の依頼になるので、別にまた契約を結びました。ただ、要求額があいまいだった為、仮の金額を手付金として支払いました。かなり安く抑えてくれて、50万ほど支払ったと思います。これも残業代請求の時と同じように、打合わせ中にATMでお金をおろして、支払いを行いました。

損害請求の金額をどうするかですが、上記の通りほとんど私が決めました。弁護士に対して"あなたは沢山実績があるので、根拠と金額を出してよ"と本気で思いました。
やはり、弁護士は弁護士です。あの弁護士会の弁護士と同様に、期待をしてはいけません。実績のある弁護士であっても、世間で話題になる案件は力が入りますが、一般の客にはそれほど力を入れてくれない事がひしひしと感じました。

このような状態ですので、自分でやる事が色々と多いですね。

交渉は、弁護士と弁護士とのやり取りが中心となってきます。
こちらは、自分の弁護士にお願いをして、結果を聞く、そして次はどういう要求をするのか考えるという感じです。
報告から、会社側の弁護士事務所が分かりました。かなり大手の弁護士事務所で驚きました。また、こちらの要求よりかなり少ない金額が提示されました。これは、なかなか話がまとまらない感じが出てきました。

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