絵画からイメージ作曲2021.12.4(82)
「草地」ゴッホ 1887年
ゴッホさんのような巨匠でも、
初めてパリで印象派の絵を見た時、
「俺の色は時代遅れだ」と思ったそうな。
そして、新しい色を取り入れる練習を始める。
その作品が「草地」
巨匠でも新しいものを練習していた。
なんか励みになりますね。
線の細やかさの中にも優しさを感じられるニ短調になりました。
ゴッホは1886年2月にパリへ到着して初めて、印象派の作品を目にしました。そして自分の使う色彩は暗くて時代遅れだと気づき、もっと明るい色彩と、それまでとは違う筆致を試し始めました。翌年の春と夏には、パリ近くのアニエールという村へ定期的に戸外制作へ赴きました。その後、妹ヴィレミーナへの手紙に、その地は“これまでにないほどの色彩”だと書いています。この草地はアニエールで描かれたものだと思われます。おそらく彼は自分の新しい技術を練習したかったのでしょう。どの筆致も、葉先、花びら、茎など、彼が描写しているものとちょうど一致しています。
デイリーアートより
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