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絵画からイメージ作曲2021.10.12(29)

「ポーランド人の貴族」レンブラント

肖像画の新境地を開いたと言われるレンブラント。
ある特定の分野に突出するのは、
現在でも通じる戦法ですね。

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芸術家は、ときどき作品を通して、
身分の高い人を揶揄しているような気がします。

ベートーヴェンの弦楽四重奏にも、
ある伯爵に贈ったものがあり、
最後の最後で「ズッコケ」るメロディが出てきます。
私の思い込みかもしれないが、
きっと、ベートーヴェンは揶揄していたんだろうと。

そんなこと思いながら、変ホ長調になりました。(笑)

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『ポーランド人の貴族』はおそらく特定の個人の肖像ではなく、画家が1630年代に好んで描いたエキゾチックな人物像を一般化したものだと思われます。ビーバーの毛皮の帽子や濃い色の毛皮のマント、大ぶりの金の鎖とメダルといったものは、モデルがスラブ人であることを示唆していますが、この絵のタイトルに事実の裏付けはありません。旧習に囚われなかったレンブラントは、このような絵を描くことで、肖像画の新境地を開いたのです。
デイリーアートより

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