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絵画からイメージ作曲2022.6.1(261)

「聖セバスティアヌスの殉教」デル・ポッライオーロ兄弟 1475年

昔の絵画は宗教の争いを描いているものが多い。
「こっちが正義だ」
という考えが争いのもと。
中島みゆき「ノーバディ・イズ・ライト」を思い出した。

「俺は悪くない〜」的なホ短調になりました。

ホ短調 4分の3モデラート

素晴らしい祭壇画は、1470年代半ばにアントニオとピエロのデル・ポッライオーロ兄弟が、フィレンツェのプッチ家の礼拝堂のために描いたもの。本作はピエロの最高傑作であり、筋骨たくましい人物の動きを表現した、ルネサンス美術におけるマイルストーンです。画家たちはこのように大規模なサイズで、遠近感や幾何学構造を用いて自分たちの表現力を思う存分示しました。セバスティアヌスと、画面いっぱいに腕や脚を広げて矢を射る拷問者という人物の姿が、前景で巨大な三角形を形作ります。背後にある曲がりくねった川は、鑑賞者の目線を遠くの青空へ向かわせます。

デイリーアートより

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