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絵画からイメージ作曲2021.11.8(56)

「秋」ゲステル 1909年

この作品は点描主義という手法で描かれているそうです。
観ている人の意識の中で色が混ざる。
そんなことがあるんですね。

確か、ショパンとかも、
その場で聞いている人に倍音が発生するように曲を書いている。
とか本で読んだことあります。
芸術家はすごいこと考えてますね。

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優しい秋というより、
神々しい秋という感じで、ハ短調になりました。

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1908年から1920年にかけてゲステルは様々な試みに挑戦しましたが、1909年には色彩の分析に没頭。 フランスの新印象派(点描主義)の画法に倣って、対比する色彩の点をカンヴァスに大まかに並置することで、観る者の視覚の中で色を混合させる効果を生み出しました。この絵に描かれた空はわずかに輝いているかのようですが、それこそがゲステルの狙い。この頃の彼は、霧がかった秋の日の光感覚を表現しようとしていました。
デイリーアートより

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