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絵画からイメージ作曲2022.6.15(275)

「ザーンダムのザーン川沿いの家」モネ 1871年

この作品、
モネの中でもめちゃくちゃ好きだなぁ。
でもイメージはマイナーな音楽。

こころの水面は静かなト短調になりました。

ト短調 4分の3アンダンテ

クロード・モネは普仏戦争後すぐにロンドンへ亡命していましたが、その間にオランダへ旅をしました。彼は家族を連れて、ザーンダムと呼ばれるアムステルダム近くの小さな町に一時的に滞在しています。そこは観光客に人気の場所でした。「どんな人でも画家であるかぎり忙しいものだ」と、彼は友人のカミーユ・ピサロへの手紙に書いています。その頃パリは廃墟となりつつありましたが、モネは幸せな景色を描きました。夏の柔らかな光が、絵画のように美しい家々の上にきらめき、ザーン川の浅瀬の水面に反射しています。画家はこの牧歌的な場所の、何の心配もいらない空気を、印象派の筆致でとらえました。

デイリーアートより

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