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絵画からイメージ作曲2022.4.2(201)

「珍品のある部屋の隅」ヘイデン 1712年

開かれた聖書には「なんという空しさ、すべては空しい」と書かれている。作家はそれが伝えたくて、この風景を選んだのかも。
日本なら「色即是空、空即是色」ですね。

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「色即是空」と「諸行無常」は私の大好きな言葉。ハ長調になりました。

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ヤン・ファン・デル・ヘイデンは、バロック期のオランダの画家、ガラス絵師、製図工、版画家。オランダ黄金時代を代表する建築画家でもありました。この作品は、聖書に由来する長い伝統を持つ「ヴァニタス」と呼ばれる静物画です。
前景には、有名なコヘレトの言葉が書かれたページが開かれている旧約聖書が見えます。そこには「なんという空しさ、すべては空しい」と記されています。この世のすべての知識と美は空しく、つまるところ死を迎える、人が積み上げてきたものはすべて消えてなくなる、とあります。
デイリーアートより

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