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52.北海道旅行記(四日目)

2021.10/28.8:07
昨日あったことを白状します。
昨日の夜、Y中と同部屋になりました。最悪(優しい言葉遣い)です。ホテルまでで相当疲れていたのに、ホテルに籠もってからのほうが疲れました。ということで二人共風呂に入ると無言で過ごしました。文章書いたり絵を描いたりにお互い無言でふけった。
今考えるとこれが良くなかったんだよな…。まきは文章をそこそこ書くと、少し眠くなってうとうとし始めた。気づいたら5時半。
朝起きると床に散らばっているアーモンドチョコと飲みかけの桃ジュースが。パソコンは開きっ放し。Y中が布団の中でうめきながらもがいています。

やっちまいました。陳謝陳謝。とはいえ文章は昨日書いたやつだから許してくれ。今も朝早くからバスの中で書いてるから!今日は2本投稿するので叩かないで…。
 
朝ごはんについて少し。
相変わらずバイキングです。ワンパターン。まだ疲れが取れきっていない僕の貧弱な足と寝不足の頭でふらふらしながらの参戦です。
死ぬほど見たメニューが並んでいました。スクランブルエッグ、サラダ、ベーコン、ウインナー、パン、、、焼き鮭。…焼き鮭!?ずっとド洋食なメニューが並んでいたのにいきなり焼き鮭??ANA crowne plazaのユーモアなんですかね。
スクランブルエッグとコーンパンが少し気になった。ふわふわとろとろの卵焼きが良いとされる風潮はなんとなく知ってたけど、ふわふわとろとろなうえにぐちゃぐちゃでぱらぱらなのも流行りなのか?まあ僕の気品が足りないだけで貴族は喜んで食べるんだろうな。「コーンパン」じゃなくて「間違ってコーンが混入してしまったパン」に改名したほうが良いくらいコーンが入っていないコーンパンも貴族の趣味だろうな。僕は一生平民で良いです。

↓ H井君に書いてもらった。
こんにちは。H井です。今朝は足元が湿っていて少しだけがっかりしましたが、こういう文章を書くことができるということで、なんとなく嬉しい気分です。日記をつけると旅行の記憶をインターネットが存続する限り半永久的にとどめておくことができるのでいいですね。せっかくなので、個人的におもしろいな〜と思ったことを記憶の定着がてらメモしておきたいと思います。

バスの車窓から見える景色は一見同じですが、じっくり見てみると意外とおもしろいことがたくさんありました〜。今日も「増毛漁港直送」という文面が鮮魚販売店の入口にでかでかと張り出された様子を見てちょっとふふってなっちゃいました。昨日もこれみたんですけど。
海の中から目の細かい網で大量の毛髪をすくいとり、巨大な黒毛の塊を船で毎日運んでいるわけではありませんね。もちろんです。そんなんしてたら日本中の薄毛患者が北海道に集って、北海道が薄毛治療全国ナンバーワン!って地図帳とかにデータとして載っちゃうやんか。

どうやら北海道には「増毛町」っていうところがあるみたいです。読み方は「ましけちょう」ですね。ということで、さっきの看板は「水揚げされた髪の毛をトラックですぐにお店に運んできました!」じゃなくて、「ましけ漁港に来た魚を直送しました!」っていうことでした。なんでこんな変な漢字にしたんやろう。

中学校の地理の教科書に載ってた、赤白の下向きの矢印を何度も見かけました。分かるでしょうか。道路脇にいっぱい並んでて、雪が降っても道路の幅がこんぐらいですよ〜って知らせてくれるやつです。北海道の景色は新鮮でどこをみても興味深いものがありました。当たり前のことではあるんですけど、京都のものとは違っていますね。
やはり寒いので、木々がもう紅葉していました。しかも、もう終わりかけらしいんですよ。どんだけ寒いねん。テレビで天気予報とかのバックの映像を見て感じるのと実際に見るのとではやっぱり違ってて、テレビだと「これなんか編集してんのちゃうん?」とか反射的に思っちゃうんですけど、実際に目のあたりにするともうその光景にただ平伏することしかできなくなります。本当に。
紅葉はとてもきれいでした。高速道路を走ってると両側にずらぁーって黄色や赤色の木々がそびえ立っていて、大自然のすごさをなんとなく理解することができました。あと、石狩平野の広さは圧巻でした。周りに山の形が見えないぐらいでしたね。普段盆地の中で暮らしてるので、よくよく考えてみると普段は絶対に目にすることができないものでしたね。盆地だと山による閉塞感がすごいので、石狩平野をみてるだけでなんか元気が湧いてきます。急にまちなかで逆立ちしちゃうぐらい元気になります。あくまでも個人の感想です。

こんなところでしょうか。Makiくんはホテルのパンが気に入らなかった?みたいなんですけど、北海道はパンも美味しいです!!!僕はクロワッサンを8個ぐらい食べました。みなさんもぜひ北海道へ行ってみてください。お読みいただきありがとうございました。これから一時間ぐらいバスの中でトイレを我慢してきます!


↓まきです。 H井君ありがとう!H井君らしい楽しい文章。増毛町の下りなんかやられた感がありますね。着眼点とオチが最高です。当然ですが、北海道は京都と似ている点もあれば全然違う点も多くあります。街の作りや雰囲気は似ていたけど、少し外に出てみると京都では見ることのできない素晴らしく開放的な光景にうたれます。いつかまた帰ってきたいな〜。あそうそうもうバレてると思うけど実は京都に生息しているんです我々。
ちなみにH井君がクロワッサンを大量に食べているのは見かけてました。あまりにも美味しそうに食べているから取ってこようかなとも思ったけど、コーンパンへの怒りでつい忘れてました。食べときゃ良かったな。

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