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外大生のための勝ちにいく就活講座(改)

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就活というものの微妙さや悪しき慣習感というものは重々認識しつつも、一般企業への就職を見据えた就活に取り組まなくてはいけない状況にあり、どうにも他大生と比べて有益な情報に恵まれない…
社会で大人語を駆使してバリバリに働いている卒業生からの生の情報と、実際に採用に関与している卒業生か…
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2020年6月の記事一覧

10:Q&A-ESを書く時に数字で自分の成果を示すことができない人はどうすれば良いか

受講者の皆様から頂いた質問に答えていくQ&Aのコーナーです。まずはこちらの質問。きっとどこかの就活セミナーか何かでESでは何かしら数字を入れた方が良いと吹き込まれたのだろうと推察します。そもそもから言って、数字を入れるべきなのか否かという話は志望企業が何を新卒の採用候補者に求めているかに依ります。これは今まで何度も指摘してきたことなので、すんなりご理解いただけると思います。ただ、確かに、相手とお話をする以上は、そして相手とお話をしてその内容を理解してもらうというタイプのコミュ

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11:Q&A-外資系企業について外大は学歴フィルターで落とされるという噂を聞いたのだが都市伝説か

感覚値として、東大や慶應の学生の方が採用されやすいな、という感覚は持っていますが、それを学歴フィルターと呼んで良いのかどうかは微妙なところだと思います。他大で採用されている人達は、やはり採用されるべくして採用されている感じですし、採用されなかった人達もやはり相応の納得性があるイメージです。また、外大生が外資系企業で絶対に採用されないかというと全くそんなことはなくて、あくまで一例ですが我々の知るところではゴールドマン、モルスタ、ソシエテ、ドイツ、シティ、HSBC、アクセンチュア

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12:Q&A-2年間の休学をしたのですが、休学はどのように見られるでしょうか

この質問をされた方は、海外でインターンシップに参加され、その時期の都合上2年間の休学をした、とのことでした。 まずそもそもの話として、期間はともかく休学する人の人口自体は増えているという統計があります。これからの時代性を鑑みても新卒一括採用というよりは通年採用の流れになっていくでしょうし、数年ぐらい他の新卒よりも年齢が上であっても不問とするのが普通でしょう。むしろ推奨、ぐらいになっていくと何かと楽しくなるのになぁ、なんて中の人達は思ったりもします。みんな同じ道を辿るなんて、

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13:Q&A-成長分野の専門性が身につく仕事を選びたいという理由でIT業界に絞るのは短絡的か

質問のなかに色んな要素が入っているためお答えするのがちょっと難しい質問です。少し分解させていただきますと、 ・成長分野の専門性  まずはこれをどう捉えるか、という考察が必要かもしれません。 ・IT業界  IT業界と一口に言っても様々な仕事がありますから、どの仕事に就けば成長分野の専門性のところで定義した能力が身につくのか、ということを考えなくてはですね。 ・絞る  絞ることが得策かどうか、という検討になりますね。 ・短絡的か  上記で考えてきたことを総合的に判断しなく

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14:Q&A-就活市場における外大生の強み・弱みとは何でしょうか

人によるし、何より志望企業による、と言ってしまえばそれまでですが、最近の傾向としては超大枠で「ビジネス知見」と「グローバル知見」という2つを念頭に考えるとわかりやすいのではないかと思います。この2つの知見を仮に志望企業が求めている、とすると、言うまでもなく外大生はグローバル知見という意味で極めて強いです。一方のビジネス知見については弱い人が多いと認めざるを得ないと思います(多くの人が自覚しているかと…)。これが、経営学部、経済学部、商学部、といった学部がある他大になってくると

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15:Q&A-なぜ外大生はビジネス知見が弱いんでしょうか

語学や世界知見への興味が強すぎるからじゃないでしょうか笑  一つのことを極めるということは素晴らしいことなので、別にだからといって卑屈になる必要は一切ありません。ただ、それと引き換えに社会性を失っているのだとしたらちょっと気を付けた方が良いかもしれません。社会の動きやそこで求められる作法を知った上で、人と異なることを極めるというのはかなりの武器になり得ます。でも、例えば多磨の外の世界のことを何も知らずに人と異なることをし続ければ、一歩間違えれば、卒業後の生活が危うくなる恐れ

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16:Q&A-留学経験がないことはハンデになりますでしょうか

海外留学経験を持つ学生は3%程度という調査結果があります。最近の外大は留学率が75%を超えるようですから、いかに外大が特殊かということがわかります。ということで、ハンデも何も、普通、留学はしない、ということですからあまり気にしないことですね笑 ただ、だからこそ、多くの人がしない留学という経験をしていることはアドバンテージになるとも考えられます。できるものなら留学はした方が良いでしょう。何より楽しいし。 一方で最近気になるニュースとしては、様々な理由から海外渡航を抑制すべきで

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17:Q&A-ビジネス知見の有無はGDで見られるのですか

これは好むと好まざるとに関わらず、「見られる」というか「見えちゃう」というのが正しいと思います。その人のビジネスレベルって、ちょっとでも打ち合わせをすればほぼ瞬時にわかってしまうものです。だからこそ社会人にとっては打ち合わせの一瞬一瞬が勝負であり、自分自身のプレゼンテーションの場であるとよく言われ、実際、打ち合わせでバリューを発揮するための指南書が世の中には山ほど出ている、という仕組みになっています。 もちろん企業によってGDを課す理由は異なるでしょうから、GDで企業は何を

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18:Q&A-今からビジネス知見を深めるのにおススメの方法があれば教えてください

ビジネス知見、と言うとなかなかにざっくりした言葉になってしまうので、本来であればその言葉をどう定義するか、というところから入らなくてはいけないのですが、ディテールに入りすぎるため、敢えて抽象度が高いままでいきます。ビジネス知見を深める、と言う時には「理論」と「実践」の両輪を深める必要があると思われます。ビジネスをしていく上での理論的な部分、それは大枠ではマーケティング、ファイナンス、プログラミング等々、様々な領域があり、それぞれに対してアカデミックな理論というものが存在してい

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19:Q&A-ビジネス知見は独学で他大生に負けないレベルで身につきますか

前の質問と関連しての質問ですね。これは結論から言ってしまえば可能だと思います。ただ、圧倒的なハンデ戦になるということは認めざるを得ないでしょう。外大生は語学やグローバル知見を極める人達、つまりは通訳等、語学が圧倒的に必要になる仕事に就かない限りは社会に出てNice to Have、あるいは短期的に仕事に活きるというよりは中長期的に力を発揮してくる学問を修めている一方で、他大の商学部、経営学部、経済学部系の学生は社会に出て比較的すぐに必要になるMust Haveな学問(=陳腐な

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20:Q&A-専攻語を使って働いている卒業生の方はどれぐらいいるのでしょうか

どの程度を多いと言えば良いか、比較対象を持たないので何とも言い難いところではあるのですが、これはやっぱり多いと感じます(曖昧ですみません)。Facebookにある「TUFSコミュニティ」の自己紹介コーナーを見れば一発ですが、驚くべき海外ビジネス経験者の数です。繰り返しになりますがこれは絶対数しかわからないので多いかどうかの判断はできません。が、絶対数は驚異的です。海外駐在経験者も相当のものですし、仕事してなくても海外に在住されている方も相当です。また、日本にいて世界を飛び回り

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21:Q&A-長期インターンはするべきなのか

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22:Q&A-夏・秋・冬の各インターンの違いを知りたいです

こちらは先ほどの長期インターンの質問とは違い、どちらかというと短期インターンの質問と推察します。時期による違いはあるという人もいるのですが、就活文脈で言えば、基本的には短期インターンは「企業のプロモーションツール」である、ということでは共通していると思います。企業も優秀な学生獲得に必死ですから、優秀な学生と早期に接触し、自社に対する愛着を持ってもらうというのは重要テーマの一つです。 どの時期のものに参加しても、自社にとって有益と認められる学生には参加後に声がかかり、別選考に

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23:Q&A-OB・OG訪問というのはどのようなプロセスを踏んで参加できるものなのか

OB・OG訪問というのは、基本的には今までの人生で築いてきた人脈全てを活用して行うものです。訪問する先輩と自分との関係性に依ってくる、やや個別性があるものなので、どうやってやるかという絶対のルールがあるものではないです。一般論として訪問先として多いのは、やはり部活、サークル、ゼミ、バイトといったところの先輩後輩関係を頼ってアポをとってお話を聞きにいく、ということになっているようです。別に大学の人脈に限る必要性は無いです。また、他大と比べて外大の縦の繋がりは弱いのではないか、と

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