1月の創作総括～1月の総執筆量は155,300字/思考の重要性を感じた一月

こんにちは、千賀つづらです。
現在は専業の物書きをしており、同人小説や商業小説、時にはシナリオなどを書いています。

1月は大幅な記録更新

先日の記事👇で、2023年11月の書いた文字数などを発表しましたが、継続して今も文字数の記録を行っています。

ここ数年は大体11～14万字代で推移していたこの記録なのですが、1月は初めて15万字オーバー。
書いた文字数が多ければいいというものではないですが、複数の原稿を並行したにしてもなかなか頑張ったのではないかなと思います。
全部まとめたら単行本一冊くらい書いたってことになりますし…

1月はどんな風に創作に当たっていたのか

そんな1月はどんな風に創作活動にあたっていたのかというと、ずばり「小刻みにいくつもの作品を同時進行する」ということをしておりました。

例えば、丸一日（大体朝9時～夕方18時）机に向かうとして
・午前中いっぱいは案件Aを3,000字
・午後の早いうち（12～15時ごろ）は案件Bを3,000字
・夕飯前（15時半～17時半ごろ）は案件Cを2,000字
みたいな感じで、いくつかのお話を少しずつ書いていきました。

余力があったり、もう少し書きたいな～みたいな感じだったら、案件Cをもう1,000字書くとか、ご飯を食べた後にもう一つ、みたいな感じで作業を進めていました。

今までずっと「今日一日は案件A！それが終わったら案件B！」みたいな感じで取り掛かっていたのですが、生来の飽き性が災いして5,000字くらい書いたら飽きちゃうんですよね……
それなら並行して少しずつ作業を進めていってみよう、と思ったところ、普段よりも幾分多くお話を書くことができました。

休日がもう少しほしかった

どうしてこんなことをしたかと言いますと、端的に休日を増やしたかったからです。
2月に入るとヤツが来るじゃありませんか。確定申告が。ホントやだ
その準備をするために少し時間が欲しかったのと、単純に休日を増やしたくて一日の執筆量を増やしてみました。

蓋を開けてみると、休みの日数は変わらず作業時間だけが増えたので、1月末は少しペースを落とすことに。
というのも、後述する懸念点が出てきたためです。

よりしっかりと考え込まなければ、手癖であれこれ書いてしまう

1日にたくさん書こうとすると、私の場合は「考えるよりも先に手が動く」みたいな感じになってしまいました。
これがいいか悪いかは完全に人によると思うのですが、私はちょっとよくない方向にいってしまったな…と自省しています。

「今日一日でこれだけ書くぞ！」と意気込んでいっぱい書くのは良いんですが、そうすると「いい文章を書く」よりも「たくさん書く」に比重が置かれてしまい、結果としてその日書いたものに納得がいかない→次の日全部消して最初から書き直し、みたいなことが頻発したのです。

これは多分、文章のスムーズな流れとか美しさを優先するより、たくさん買うということだけを無意識のうちに重視してしまったんだと思います。
だから、表現が冗長になったり、その場で出すべきではない情報をペラペラと書いてしまう。
なので後から余計な修正を行わなければならない…いくら作業速度が上がっても、こんなことをしていたら本末転倒です。

それと、より手癖で書いてしまうことも増えたような気がします。
よく書きがちな表現が増えて、後から「これ本当にこの文章でいいのか…」と悩むことが何度もありました。

しっかりと文章の流れを考えればこんなことにはならないので、文字数を追うよりも先にしっかりと物語について思考する必要がある、というのを実感した一月になってしまいました…。

対策として、空いた時間を思考に宛てること

ようは、文字数が増えてもしっかりと物語に向き合い、瞬間的にその場にしっかりと合った文章を出力できれば良いのです。

結果的に1月は休日が増えませんでしたが、3月からは(2月は日にちが少ない上に予定が割と詰まり気味なので多分休日は増えません…)もう少し、空いた時間で書いている物語の内容をしっかり整理し、話をどういう方向にもっていきたいのか、どこを見てもらいたいのかを重点的に考えつつ作業を行っていきたいと思っています。

あと、時間ができたらどんどん本を読んだり映画見に行ったりしたいですね……。
ゴールデンカムイ見に行きたいんで、確定申告前にもちょっと時間を作りたいなぁとも思っています。

総括。改善点は見つかったので、2月はぺースを保ちつつ少しずつ方向を修正していく。

というわけで、2月の目標はこちらです。
体を壊さないようにペースは保ちつつ、打倒確定申告を掲げながらもう少ししっかりと思考の時間を取る。

幸いにしてまだまだ書きたいものはたくさんありますので、普段通り執筆を進めつつ、ゆっくりと改善点を潰していけたらなぁという気持ちです。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。