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小さな星の話をしよう


観てきました。

(マジのマジで丁寧に書いたつもりの殴り書きのような感想記事です。いろいろ許してね⭐️)


平成仮面ライダーが現代に新作として上映されるの多くなってきて中には賛否両論のもあって新作っていうのはすばらしいことだけど同時にクソだったらどうしよ・・・だったら新作なんていらない。なんて声もあるくらいだ。

結論から言うと…「仮面ライダー555 パラダイス・リゲインド」、
最高でした
初手のラーメン店の高岩さんで高評価しそうになったもん

脚本は555の生みの親といっても過言でない井上敏樹さん。暴太郎戦隊ドンブラザーズでも担当していた。他にもアギトやキバも担当されていて個人的に面白い話もあるのこの人の独特の世界観もあってか正直ニガテな話もある。おもしろいんだけど…!ドンブラは面白かったけど他作品の担当した話はクセがありすぎて「え???」ってなるのもあるから正直、この555の映画を担当するのは納得だけど「え????」ってなってもまぁこの人の描く555ならしょうがない...と変な覚悟を持ってみたが結果的に最高でよかった。
(いうて井上敏樹にわかではあるから僕は本当の井上敏樹を知らないのかもしれない)(漫画913は読んだ)

やっぱオーズ復活のコアメダルからそういう恐怖がある。(僕は見た当初は良かった派だけど後々やっぱアレじゃね?ってなった)
どうしても。この555が良かったから復活のコアメダルを引き出しにしてしまうがそういうのはよくないなぁ・・・気持ちはわかるけど、
またあの脚本家、監督に作って欲しかった!とかは思うにしても今はそれは捨てておこう。そんなことはあるのは充分で洗濯物のように真っ白にはならない出来事,話題だから今は555の話をしよう。

いうて主人公やこれまで愛してたキャラの死は怖い。この映画も見ているときも見る前もオルフェノクは死ぬ運命があるからたっくんが死んでもおかしくない。それがファイズの世界観だ。ファイズなら納得する。

PG12指定のと井上敏樹脚本なだけあって大人向けに作られていたが555を観ていた人ってもう大人だし逆に年齢層にはあってるか、って納得しちゃった。

それでもどうやらたっくん役の半田さんは話が555でないから、と反発して書き直したとかどうのこうの、ってあった。詳細はわからないけどその結果、いい映画になったからいいか。

井上敏樹さんが書くからベットシーンあるんじゃないかって、、、それかな?でも実際あった。
龍騎の小説もライダータイム龍騎だってあったからおかしくはなかった。ライダータイム龍騎のベットシーンいる?って話もあるけどそれがあったから555にあっても受け入れた。思えば劇中年齢はたっくん18か20だっけ?
そう考えると歳をとった大人の恋愛があってもおかしくないんだ。

そんな大人なシーンもあったけど最後のバトルで変身解除したたっくんに啓太郎の甥 承太郎がファイズドライバー、ファイズフォンを渡すところでたっくんが「わかってるじゃねえか」で笑顔になっちゃった。
いいな...
確かに現代に合わせたスマートフォンで変身する555もいいけどやっぱりたっくんは555じゃないと、ってことで仮面ライダー555に変身してOPが流れるの、そんなの合格じゃん!!
俺の心の声「わかってるじゃねえか」

条太郎って仮面ライダー555、たっくんの話を聞いてるだけで実物は見たことがない。でもたっくんはすごいってことを知っている。
条太郎はもしかしたら我ら視聴者なのかもしれない。
俺も、主人公に変身ベルト渡したいもんな。
あのシーン最高すぎるもん。

オートバジンもバトルモードになってくれて本当に555の世界観を大切にしてるってわかった、、、最後のバトルは感動も熱もある。

当時でもわりと大人向けだったけどもっと大人向けになった内容でも最後の特撮バトルで童心に帰らせてくれた。最後以前のバトルも最新CGもありながらも555のシンプルでかっこいいバトルが見られて良かった…!今のCGありきの仮面ライダーバトルもいいけど555のあの戦い方は555しか出せないよね…!(童心に帰ってます)

ちゃんと555の世界観でもあって安心した。
真理がオルフェノクになったのも意外だったけど納得はできた。
元々流星塾だから、というので納得だ。キバでもファンガイアだったじゃん…!別役で2回怪人役やるって珍しいな…
海堂もちゃんと海堂らしさが出ててたね…他の特撮作品でも唐橋充さんは見るけど海堂の演技がなんか癖になるんだよなぁ
たっくんも,555本編では悩める時はあってもかっこいいところが多いイメージなんだけどこの映画でどうしたらいいかわからない、と悩むシーンもあってヒーローだって時を経てば挫ける時もある。挫折する時もある。それでも最後は立ち上がることを教えてくれた。
新たな強化フォーム、ライダーもいながらライオルーパーもいたし最初の連携で戦うライオルーパーでなんだか安心しちゃった。
よく昔のキャラが再登場するところでその当時の名言や癖、そのキャラといえばの仕草をすることがあるけど中にはそれが雑になっちゃうんだけど今回の映画はちゃんとキャラの動きに意味があって雑じゃないことが感じられた。でも草加雅人のニヤケ顔は当人も製作者もファンも雑でもいいからやってほしい!っていうのがあったから満足です!!!!!!!!!

スマートブレインの社長がアンドロイドなのは劇中意味が分からなかったけど草加雅人がしれっと生きてたのが「別世界線なのかな?」とも思ったけど草加雅人もアンドロイドでふに落ちた、落とされたようだった。
でも最後の結局草加雅人はしぶとくいるってなに?????
そんなことがあっても、そんなことがあるからこそ面白いんだな…!

555って割と食事シーンがあって井上敏樹さんか他制作者が食事シーンにこだわる、みたいな話を聞くと今回の映画では最後くらいしか食事シーンはなかったけどその最後の食事シーンがあることによってみんなで飯を囲めるほど平和になった、ということなのかなって。


555は本編でも別世界線である映画でも仮面ライダー4号とかジオウとか記念作品の時に出てくれるけどこのパラダイス・リゲイントが正統続編かつ、最高傑作でした!良い映画だった…作ってくれて,本当にありがとう…

あとISSAも曲作ってくれてありがとう…
お前らの平成は醜くないよ



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