見出し画像

資格学習をする時のちょっと便利なAI活用

生成AIが流行っていますよね。
資格学習など勉強する時にちょっと役立つ生成AIの使い方を見つけたので、紹介してみたいと思います。

用意するもの

・スマートフォンやタブレット
・今回はCopilotのアプリを使ってみます。他のアプリでも大丈夫だと思います。

これだけでOKです。
生成AIには問題のヒント提供とその日に学んだことのまとめを作ってもらいます。

生成AIに質問してみる

過去問演習をしていて全然知らない用語に出くわしたとしましょう。

令和6年度 情報処理安全確保支援士 春期試験より引用

実際に多くの読者様は「クロスサイトリクエストフォージェリ攻撃ってなんだ??」ってなっていると思います。

情報処理安全確保支援士という試験の過去問題から引用しているのですが、用語の意味が分からない方がこの記事を楽しめると思いますので安心してください笑。

いきなり答えを見て学習してもいいのですが、分からないなりに少しでも自分で調べたり能動的に動いて解答を捻り出したほうが記憶には残りやすいです。
せっかくなので今回はAIに質問してヒントをもらってみましょう。

シンプルにこんな感じで質問してみます。

分からない問題のヒントをもらうためにAIに質問してみる

AIが回答を生成してくれます。AIの回答をヒントにしながら自分で問題を解くことで、ただ答えを見たりノーヒントのまま時間をたくさん使うより有意義に学習が進められそうです。

AIが生成した回答

私個人が利用している範囲ですと、用語の解説レベルであれば基本的に結構いい回答をしてくれる印象です。

もちろん一般的に言われているようにAIが間違えた回答をすることへの懸念はあります。
しかし資格学習においては答えが明確に分かっているのでAIの回答の誤りにも気がつける可能性は高いと思いますし、「この用語に関してはAIが間違えた回答をしていたけど正しくはこうだったな」というのも含めて記憶に残りやすくなるのは逆にメリットとも考えられます。

質問を続けてみる

こんな感じで問題を解きながらその日の学習を進めていきます。

今回は設問の内容を掘り下げる記事ではないので、設問の難しい内容は気にせずに「AIに質問しながら学習を進めているんだな」という雰囲気を感じていただければ大丈夫です。

令和6年度 情報処理安全確保支援士 春期試験より引用
分からない問題のヒントをもらうためにAIに質問
AIが生成した回答

1人で黙々と勉強するのとはまた少し違った雰囲気を味わえるかもしれません。
せっかくなのでもう1問くらい質問しながら学習を進めてみましょう。

令和6年度 情報処理安全確保支援士 春期試験より引用
生成AIへの質問と回答
生成AIへの質問と回答

Copilotのアプリでは前後の会話の流れも考慮した回答をしてくれるので「もっとシンプルに教えて」とか「⚪︎⚪︎についてもう少し詳しく教えて」といった質問も可能です。

未知の分野や用語に関して概要をさらっていくのに便利です。
こういったやりとりを踏まえた後に参考書を読むと、少し読みやすくなるのではないでしょうか。

今回の学習内容をまとめてもらう

1回だけ見たり聞いたりしただけでは人間すぐに忘れてしまうものです。

資格学習においては「問題を解く」と言うのは現状の実力をチェックする役割しかなくて、「分からなかった問題や同じ用語が次に出てきた時に答えられる状態にする」のが実力アップだと考えています。

目安としては「1週間後まで覚えていられるかな?」というのを基準にしながら普段私は学習をするようにしています。

というわけで、今回の学習内容を忘れずに済むような備忘メモを生成AIに作ってもらいましょう。
1から全部を自分でメモすると時間がかかってしまうので、サボれる部分はサボってAIに仕事をしてもらいます笑

「今までにあなたが教えてくれたことを網羅的に表にまとめてください」とお願いしてみます。

学習した内容をAIに表にしてもらう
生成AIが今回の学習のまとめを作ってくれる

表にまとめて、というと表形式でもまとめてくれます。便利ですね。

ですが、せっかく今までに詳しく教えてくれたのにこの表の内容がちょっとあっさりしていると思いました。
なので、もう少し注文を出してみます。

追加で注文をする
AIがまとめてくれた表が更新される

詳細、という列も追加してくれました。
iPhoneで試してみたところ、この表自体を選択してコピペができます。
表自体をコピペしてiPhoneのメモアプリに貼り付ければ、そのままメモアプリでも表形式になっています。

これを隙間時間にサッと見直せば1週間後でも記憶が定着していそうです。
記憶が定着すれば、今回の学習の効果があったと言えそうです。

ある程度知識として定着したら、その項目のメモはゴミ箱行きにしてしまいましょう。
メモが少なくなって頭に残っているものが多い状態が理想です。

今回は資格学習の時にちょっと役立つ生成AIの使い方の紹介でした。

このアカウントでは資格取得やIT学習に役立つ情報を発信していきます。
よろしければスキやフォローをいただけると励みになります。
よろしくお願いします。

この記事が参加している募集

#AIとやってみた

27,111件

#わたしの勉強法

344件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?