3号 手術当日の朝

とうとう3号の手術日がやってきてしまった・・・

手術までの記事はこちら ↓

とにかく長かった・・・ような
短かったような・・・
私が寝れない・食べれない・何も手に付かんって状態で
ほんましんどかった(*´Д`)

手術当日の朝に撮った写真

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こうやって隣に座るのも最後かも・・・って思ったら
また涙が・・・

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手術当日の朝
お散歩中に、以前よくお会いしてたご夫婦に久しぶりに会い
「本当に可愛いわねぇ~」
と言ってもらえ
これまた久しぶりにお会いした猫大好きおばちゃまにも
「また抱っこしてもらってるん??この顔がほんま可愛い!!」
と言ってもらえ
すれ違った女性にも可愛い!と言ってもらえ
何か手術前のパワーを頂いてるみたいで有難かった

朝ごはんは食べれない、手術前やから・・・
でもずっと私の動きを見てるんよ、3号が(/ω\)
ごはんまだ?って感じで
出発の時間までとにかく抱っこしたり
写真撮ったり
まぁ私の方が動揺酷かった( ;∀;)

動物病院到着!

先生から手術前の説明を受ける

まずおしりに出来てるイボみたいなのは
去勢すれば治まってくると思うので経過観察との事

脾臓の腫瘍は3号の場合
腫瘍というより腫瘍になる前段階なので
この場合、ガンの可能性は低いとの事
でも病理に出してみないと確信は出来ないとの事

腫瘍部分のみ取るのか全摘出か?
前回の説明の時、私の気が動転してあんまり聞けなかった
ってか完全にわからんかったから聞いてみたら

全摘です!

との事だった

脾臓全部取ってしまったら日常生活に支障は出るのか聞いたら
脾臓ってのは元々血管のある1部が膨らんで出来た臓器で
おもに赤血球を貯めておく場所らしい
体を巡ってる赤血球にも寿命があるらしく
寿命がきたら新たな赤血球を流すんやけど
それを置いてる場所が脾臓で
他の臓器でも赤血球を作ってるので代用は可能との事
※家に帰ってから思い出してメモしたので間違ってたらすみません★

赤血球が著しく減ったり、貧血が起こったりする可能性も捨てれないけど
それよりも、このまま腫瘍放置で破裂もしくは肉腫(やったかな?)になる方が恐ろしいとの事

全摘って聞くとめちゃくちゃ難しい手術と思われるかもですが
脾臓摘出自体はさほど難しい術式ではないので
僕自身、不安はありません

と、先生

僕が一番心配なのは麻酔なんです
との事

3号は前にも書いたけど心臓が弱い
それに加え、チワワという犬種自体が麻酔によって脳圧が上がることも
少なくないのでそっちのほうが心配らしい

僕は、僕ら獣医は麻酔の怖さを知ってるので・・・
と。

麻酔にもいろんな種類があるらしく
3号には心臓に負担が少なく、脳圧も上がりにくい麻酔を使うとの事

それだけ注意をしても不慮のアクシデントがあるかも知れません
その時はご容赦下さい

そう言われた時が一番怖かった・・・

説明の後、私が「よろしくお願いいたします」
そう伝えた時、先生がポツリと
「そうとしか言えないですよね、実際」
と仰られた時
私、この先生に全部お任せしようと本気で思いました
こっちとしてはどんだけ可能性の話聞いたって
もう任せるしかないんやもん・・・
先生もそれをわかっての言葉やったと思ったから
逆に信頼できた

実際、他人の本性なんてわからんよ
身内の心もわからんし果ては自分の気持ちすらわからん
でも、大丈夫ですよ!!とかテキトーな事言わず
こんな手術当日に私の質問に全部丁寧に答えてくれて
絶対大丈夫ってことも無いですよ!と言ってもらえた事で
腹が決まった!

3号に頑張れ!とは思わんかった
私が望むのはどういう結果になっても
どうか3号が怖い思いや痛い思いだけはしないようにって事だけ

神の手なんて存在しないし
命だって限りがある
ただ言えるのは、この9年間私は3号を大切にしてきた
1号も2号ももちろん大切にしてきたけど
長くないと言われてた3号はめちゃくちゃ大切にしてきたつもり
その思いは消えへんし3号の心にもちょこっと残ってれば嬉しい

3号を看護師さんに預けて私は病院を後にした!

続く

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