産院で1番寝なかった子が夜7時間続けて眠るようになるまで 産まれてすぐからできる「夜眠る習慣づくり」(〜生後1ヶ月半)

前回の続きです。

まずは生活のリズムをつくることを意識しました。

「産まれてすぐから生活リズム?」「そんなに気負わなくても大丈夫じゃない?」という周りの声もありました。

でも、大きくなった時に泣かせるネントレをしたくなかったんです。

そのためには、新生児の時からの習慣が大事だと思っていました。

「こんなこと無意味なのだろうか…」と不安になったり、1人であっぷあっぷしているように周りには見えているのかなぁと何だか距離感を感じて切なくなったりしましたが、

あとで「やっておけば良かった!」と後悔だけはしたくないと思い習慣づくりを始めました。

実践したことはこんな感じです。

朝は同じ時間に部屋の電気を明るくし、カーテンを開ける

始めの頃は保育園の時間を意識して6:00起床にしていました。(保育園未入園の現在は、流石に早かったなぁと思い7:00 - 7:30起床にしています)

どんなに直前まで授乳をしていても、もちたろうくんがうとうとしていても、電気をつけて、カーテンを開けました。

わたしたちにとっては当たり前の「朝」を意識してもらうためです。

わたしは頻回授乳で夜が怖かったため、朝カーテンを開ける時は「生還した…!」みたいな気分でした。(笑)

沐浴は同じ時間にする

こちらも固定。現在は19:30に入浴ですが、当時は沐浴担当の夫の時間に合わせて20:00に入れていました。

これは周囲から「機嫌が良い時に入れたら?」「時間にこだわる必要あるの?」という声が最も多かった!(笑)

でも、今思うと本当に時間を固定して沐浴して良かったなぁと感じています。

もちたろうくんの中で「お風呂だ!もうすぐねんねだ!」という習慣ができたように思います。

就寝環境を整える

沐浴後は

① 暗くて

② 静かで

③ 加湿されていて

④ いつも同じ音楽流れている

環境づくりを意識しました。

しかし、この時期はリビングで生活をしていたため、① 暗くて ② 静かで は難しかったです。

我が家はリビングとキッチンが近いので、寝かしつけた後は、薄暗いキッチンで細心の注意を払って静かーに夕食を準備したり、夫婦揃ってひそひそ会話をしたり、実にシュールな1ヶ月半でした。(笑)

そんな時は ④いつも同じ音楽流す がポイント。

少しだけ大きめの音量でいつも同じ音楽をかけることで、このような生活音を遮断する効果があったかな?と思います。

音で壁を作るイメージ。音楽はオススメです。

また、前後しますが ③加湿 も重要でした。

11月生まれだったため、お部屋は24h暖房ガンガン状態。

わたし自身も乾燥が気になったため、購入をためらっていた加湿器を導入。(加湿器は、小まめな清掃が大変そうで…)

これが大正解で夜間授乳の回数が少しだけですが減りました。

空腹もそうですが、喉が渇いて泣いていた時もあったのかなと思います。ごめんよ、もちたろうくん。

就寝前の習慣づくり

起床や就寝、沐浴の時間を固定するのはもちろんですが、

「就寝前の習慣づくり」も行いました。

我が家では

沐浴をする → 身体を保湿する →  暗くて音楽が流れている環境でミルクをあげる → げっぷ出しがてら抱っこでなでなでする

を毎日毎日繰り返していました。

生後1ヶ月半ごろからは一緒にお風呂に入るようになったため、このルーティンが少しだけ変わりましたが、沐浴をしていた時期はこのような流れでした。

また、沐浴後だけはミルクをあげることにしました。

これにより、母乳はちゃんと出ていたかな?出ていなかったから夜に起きちゃうのかな?という心配の種が1つ減り、

「きちんとお腹いっぱいになったから大丈夫だ」と自信を持つことができました。これだけで、気持ちのざわつきが随分違いました。

とにかく生後1ヶ月半までは、夜眠るための「種まき期間」だと思うべし

このような「夜寝る習慣づくり」を行っても、結果に繋がったのは生後2ヶ月半〜でした。

まだ新生児の頃は胃の大きさがビー玉サイズのため、頻繁に授乳しなくてはならないケースが多いです。

しかし、頭では分かっていても、授乳とオムツ替えを24時間繰り返していると、精神的に辛くなってくるんです。

この状態はいつまで続くんだ…。夜1時間でいいから続けて眠りたい…。

そんな時に「これは将来、夜眠るための習慣をつくっているんだ」という目的を持つことで、もう一踏ん張りすることができました。

だんだんと、暖かくてゆらゆら気持ちの良かったお腹の中から、人間界に慣れてくる生後3ヶ月頃からの睡眠が楽になるかもしれない習慣づくり。

同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

次は最後1ヶ月半〜3ヶ月の「夜眠る習慣づくり」をまとめます。








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