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カフェのおはなし。

昨年までカフェで仕事をしていた。

新しいことに挑戦したい気持ちとパワハラ上司から逃げたい気持ちで、心機一転退職した。

精神的な面はなかなか回復してくれず、3ヶ月ほどゆっくり休んだ。

「あ、まだここ回復してないか」というところはあるが、今はゆっくり自分の道を模索中である。

今日は「カフェをやめてよかったこと」を書こうかと。

色々とあるが、もうこれに尽きる。

身に纏うものに気を使わなくなった!!!

いや、ある意味気を使うようになったとも言える。

カフェ時代は飲食なので、もちろんネイル、香水、指輪の類は禁止だった。

しかし今はネイルも香水も指輪をつけたって、誰も文句を言わないのだ。

ヘアカラーもそう。

当店は何番まで!とカラー番号が決まっていたが、辞めて即明るくして更に少し緑にした。

皆さんが思うビビットな緑ではなくて、年相応の、陽に当たると緑に見えるよ程度のものである。

上はブラウス、下は黒のパンツという決まりがあったので、週5で働く主婦にそれ以外の洋服なんて必要なかった。

しかし今は、昔のデニムやワンピースを引っ張ってきてその日のコーディネートを楽しむ余裕もできた。

おしゃれを楽しむ余裕ができたのだ。

マスクなしで平気な顔して入店してくるお客様にも、注意をしなくていい。

誰が触ったか分からないお金も、毎日触らなくなった。

これはカフェは関係ないが、何よりも煩わしい人間関係がなくなった。

好きだった人も、信頼していた人も、苦手だった人もみんな、連絡をとらなくなった。

みんなと繋がっているSNSは更新を止めたし、Twitterはアカウントを削除した。

まさにストレスフリー。

私はもとからひとりでコツコツやるのが向いているタイプで、でもそれを周りには分かってもらえなかった。

常に明るくて人気者の立ち位置(自分で言うよ。言うとも。)にいた私は、人と接することに向いていると思われた。

地味にコツコツ一人でいたかったのに。

ストレスだったなあ。

とまあつらつら並べたが、やっぱり今の生活が向いているなと思う反面、もう一度外に出て働きたいなという気持ちが、ないではない。

きっと一生うだうだ考えるんだろうなあ。

最後に、これは私の主観であって、カフェでの仕事自体はなかなか楽しいからおすすめである。

ラテアートが作れるようになったら本当に楽しいよ。

おわり。


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