将棋は「にわかファン」ができにくい競技
将棋のファン
将棋は「頭脳の格闘技」と呼ばれている。ただ、これはファンを増やすのがなかなかに難しい競技だと感じる。
東京五輪が先日からついに始まっているが、スポーツというのは比較的ライトに楽しみやすいと思う。
ルールくらいはおおよその人が把握しているし、見ているだけで何をやったのかは大体分かるので楽しめる。
しかし、将棋というのは相当に難しい競技である。
素人がパッと盤面を見せられても何が起きているのかはさっぱり理解できない。
駒の動かし方くらいなら理解してる人は結構いるかもしれないが、プロ同士の対局というのは何が起きているのかはある程度やったアマチュアでも容易ではなく、盤面を一眼見て「凄い」「凄くない」が伝わってこないのだ。
最近はAIによる「評価値」が表示されていて、AIから見てどちらが優勢なのかがパーセンテージで表されるという工夫もある。
これで素人でも「あっこっちの方が優勢なのか」というのが分かりやすい。
人間的には評価値が良くても優勢なのかどうかは判断がつかないことも多いため、ひとえにそれが正しいとも限らない。
国民栄誉賞も受賞した棋士の羽生善治さんによると、評価値の一つの見方として「少なくとも、評価値の数値が激しく入れ替わるような対局はとても素晴らしい戦い」というような発言をしていた。
プロ同士の対局で評価値の逆転が何度も起きるという事は相当に判断が難しい局面が続いていることを意味していて、数少ない正解の一手を綱渡りのように指しているという感じだろうか。
最近は任天堂Switchで「藤井聡太の将棋トレーニング」みたいなライトに将棋を学べるものがたくさんある。
ゲームがどんな感じが覗いてみたが、学ぶというよりもゲームを楽しんでいれば自然と将棋が強くなる設計になっていて初心者にはかなりいいんじゃないかと感じた。
将棋は本当に面白いので、考えることが好きな人は趣味にしてみてはどうだろうか。
今日の注目ニュース
新規感染者数が増加の一途を辿っており、不安感を与えている。それでも重症者数はまだ大きく増えておらず、これは明らかにワクチンの効果が出ているのでは無いか。ただ、やはり感染者数の増加が止まらなければ不安感も大きくなる。東京に住んでいる人からすると宣言はうんざりという感じで、この連休に旅行する人も割といそうだけども。
五輪の開催に当たって関係者の過去の調査がなされて、関係者から下されるという事態が発生している。五輪に反対の機運がなければ、こういうことは起きたのかどうかは疑問である。
ワクチンは努力義務であるし、そのリスクの受け入れをしないという点では社会的な制限を課すのは当たり前というのには賛成だ。堀江氏が過去にマスクをする必要性を聞いたことを例に挙げて揚げ足を取っている人もいるが、彼は合理的に効果のある対策を是としているのだろう。
今となってはそんなキャンペーンあったなという感じがする。当時はGoToが感染を広げたとか、広げてないとかそういった所で揉めていた。今の五輪と同じだ。GoToを再開するのに旅行業界以外の多数の人が納得するのはワクチンを打ちたい人が全員2回接種を完了して、重症化の危険性がかなり小さくなった時と言えそうだ。
一時期はTwitterなどでも大きく反響を呼び、「どうにかして招待されたい！」という人が溢れかえっていたが、驚くほど急激にそのブームは去ったように感じた。もう話題にもならなくなった今、招待制は必要無くなったのだろう。Clubhouseを真似てか、Twitterのスペース機能が始まったが、そっちに流れていった節もある。
外出がしにくくなる、テレワークが呼びかけられるといったことを考えると当たり前の現象と言えるかもしれない。ただ、その増加具合がかなり凄まじい。コロナワクチンの予約などの手続きや携帯料金の引き下げなどの流れもあり、この機にスマホを持ち始めた高齢者も割といるんじゃ無いだろうか。しかし、通信の話で言うと「5G」の話が出てきてかなり経つのに未だに5Gが繋がるところは少ない。
謝辞
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日は20時からサッカー日本代表の南アフリカ戦があって楽しみだ。
コロナ陽性者が相手チームから出てしまい、選手が全体的に濃厚接種者となったが、今日の検査によって出場する選手の陰性が確認されて無事に開催できるようだ。
もしかしたら検査に漏れた不顕性感染の選手もいるかもしれないが、何度もPCR検査をしているわけで、ワクチンも接種しているだろうし、そのくらいのリスクは受け入れるということだろう。
さーどんな試合になるか、最近のサッカー日本代表はかなり好調だったように見えるので本番が楽しみである。
よし今日美容院予約しよ。
という感じでまた明日ー。
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