言葉の重み

昨日
エルピス-希望、あるいは災い-
という長澤まさみ主演の
冤罪を取り上げる報道についてのドラマを見た。

ドラマ自体は様々な感情や事情、事件の真実がわかっていくなかで変わる人間関係など、
すばらしく面白かったのだが、

その中で長澤まさみ演じるキャスター浅川恵那の一言がすごく腑に落ちた。

「口先だけでしか声を出していないでしょ」
「人が嘘をついている時の声と本当のことを言ってる時の声は変わるんだよ」
「だから私たちはまず発生の練習をするの」

眞栄田郷敦演じる岸本拓郎が信念もなく
いい事をしてると気分がいいと発言したことに対する言葉であった。

改めて報道ニュースなどを聞いていると
ニュースの内容によって変わる
アナウンサーの声やトーンによって
話がすっと入ってくるというのを感じるようになった。

ただ私たち一般人は意識をして発声練習などはしない。

さらにこのシーンの続きで

「普通に正しく生きれてばいいの」
「いい人間になれば勝手にいい声になるんだよ」

との言葉。

小手先の技術ではなく人間力が声にでる。

今まで出会ってきた人の中で
同じことを言っていても
素直に受け止められる人の言葉もあれば
この人薄っぺらいなと流す人の言葉もある。

つまりはその人の人間力、発する言葉の重みを無意識のうちに受け取っていたのであろう。

自分が発する言葉が薄っぺらくならないよう。
発する言葉に責任がもてるよう。
真摯に生きていこうと思った




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