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リスキリングとは?危険な指輪?さっそく調べてみました

最近よく聞く「リスキリング」。最初に目にしたときは「リスキ/リング?」、「リス/キリング?」となんのこっちゃ。

調べてみると「リ/スキリング」なんですね。

これは中小企業診断士など資格取得を目指している人たちにもなにやら関係ありそう。

ということで、今回はこの「リスキリング」についてまとめました。

いつも木曜にアップするようにしているんですが、明日は祝日なので早めに出します。

リスキリングとは?

まずこの「リスキリング」は「危険な指輪」でも「リスを殺すこと」でも無く…(笑)

「スキリング=学ぶこと」をもう一度やり直すRe-skillingのことなんですね。

英語のreskillは、追加のスキルを学ぶといった意味のほかに、特に失業中の人や新人に新しいスキルを教えるという意味があり、自分なら学ぶ、人に対してなら教えるという両方を表します。

Reskillingはこれの進行形もしくは名詞となります。

海外ではこの考え方が急速に広まっています。

今いる従業員ができる技術を増やすことができれば、人員を増やす必要もなくなり、全くの新人に一から教えるよりも効率がよいというわけです。

リスキリングに対しリカレントという言葉がありますが、リカレントはあくまで個人の生涯学習を表す言葉です。

一方リスキリングは、労働者教育という点が大きく異なります。

日本のリスキリングの現状

日本では2021年から注目度が高まっていて、経済産業省でも様々な施策を進めているところです。

つい先日の10月12日(日)にも内閣府、厚生労働省、経済産業省、日本経済団体連合会後援の日経リスキリングサミットが行われたばかりです。

大企業ではすでに取り組みが始まっていますが、東京都でも中小企業や個人事業向けの支援として「DX人材リスキリング支援事業」を始めています。

※詳しくははこちらをご確認ください。
令和4年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)|東京都

リスキングコンソーシアム

こうした中、個人でも無料で手軽に利用できるのがリスキングコンソーシアムです。

トレーニングプログラムを無料で利用できるだけでなく、就職・転職や副業のマッチング機能も充実しているのが特徴です。

MicrosoftやGoogleなどが提供するコースもあって魅力的ですね。

リスキリングに使える助成金

さらに、厚生労働省では10月1日から従来の人材開発支援助成金を使いやすいものに見直した制度を公開しています。

人材開発支援助成金(特定訓練コース、一般訓練コース、教育訓練休暇等付与コース、特別育成訓練コース、人への投資促進コース)|厚生労働省

自社内の教育に活用する企業も今後ますます増えていきそうですね。

今週の振り返り

さてさて先日中小企業診断士の2次試験が行われましたが、何が大変って受験はもちろんなんですが、「正解が無い」というのが一番身に応えそうです。

私自身は応援している立場でしかありませんが、それでも翌日公式解答が発表される1次試験とは違って、発表まで結果がわからないというのは辛いですね。

しかも発表日まだまだずいぶん先で…。来年の1月12日(木)です。

見ているだけで辛いこの試験ですが、すでにもう他の資格試験勉強に入られている強者もいらっしゃって。

果たして来年仮に1次試験を突破してもこのような過程を過ごしていくメンタルがあるのか、これはメンタルの強化も必要だと感じた次第です。




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