書きたい
8月24日、今日は面接があった。小さな映像制作会社。
説明会と筆記試験と面接を一緒にやるから最長3時間くらいかかる、といわれた。
13時、新橋駅。開始は14時なのだが、時間に余裕を持ちすぎてしまった。
酷暑の中、外にいるわけにもいかず、喫茶店に入る。
草枕という喫茶店、とても素敵な雰囲気だった。
店に入ると、品のある70代くらいの女性と、ギャルっぽい20代くらいの女性が座っていた。ギャップのあるツーショットに思わず興味をそそられ、近くの席に腰掛ける。なにを話していたのかまでは聞き取れなかったが、すごく良いふたりだなと思った。良い人間関係に年齢とか、性別とか、環境とかはあんまり関係ないんだよな~。『マイインターン』を見たから知ってる。
コーヒーを頼んだ。美味しかったし、カップがかわいい。
この後、選考があることを忘れてゆっくり本読んだりしていたら13時50分。結局、猛ダッシュで会場へ向かった。
ギリギリで間に合うと、綺麗な人事の方がいろいろと説明してくれた。会社のこと、業界のこと、福利厚生のこと、待遇のこと。。
ダッシュで疲れ切っていた僕は集中が切れ、印象的なことだけ頭に入っていた。つかれたなあ、給料そこそこだなあ、家賃補助ないのかあ、人事かわいいなあ、制作実績すごいなあ、人事かわいいなあ
筆記試験では、作文が課された。テーマは’’負けるが勝ち’’。すごく書きやすかった。負けることが多いから。
実際この作文は、そのあとの面接でも非常に評価が高かった。
「君は言葉の才がある」と言われた。すごくすごく嬉しくて、この会社にだったら私の新卒を捧げてあげてもいいなと思った。捧げます。働かせてください。内定を下さい。内定を、下さい
19時、選考が終わった。映像業界の人は、3時間も5時間も誤差だと思っている節がある。またこれたらいいな、と思いながら会場を出た。
正直、自信はない。いまだに御社のこと弊社とか言っちゃうし。
だけど、今日はそんなことどうだっていい。
なぜなら「言葉の才がある」って言われたから。
言葉にはすごく大きな力がある。言葉だけで、人を好きになったり、嫌いになったり、傷つけたり、傷ついたり、生きていこうって思えたりする。
本当に思っているから言えなかったり、思ってないから簡単に言えたりする。
それが、言葉
僕は、言葉の力を信じたい。素敵な言葉を遣える人になりたい。
そのための練習として、たまにこうやって文章を書きます。
恥ずかしいので、あまり読まないでください。
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