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文学フリマ東京37


行ってきました。

写真が下手過ぎる

人は沢山いたんですが、みんな看板を撮りたいので、遠慮して前に立ちません。お行儀がよい。

入場の時、出店一覧の冊子と手提げをくれる。

影が入るなあ

会場は人でいっぱい。


目指すは、第一芸人文芸部。
又吉直樹さんが、編集長で冊子を作ってます。又吉さんは自由律俳句と散文。あと、若手の芸人さんの書評とショートショート。
又吉さんは「火花」も「劇場」も大好き。「芸人と俳人」も好きな本。言葉のセンスが好きなので、この本欲しかった。この本目当て。無事ゲット。

読むの楽しみ。

新潮社の出店があったので、作家の写真集を買いました。もしかして非売品? あと「走れメロス」のキーホルダーも買った。完全ミーハー。でも幸せ。

影を写さないで、綺麗に撮りたい。

一般の出店でも、なんか買いたい。でも、何買っていいかわからない。ラノベ的なの。純文もの。ミステリー。鉄道、エロとか趣味に走ってるもの。フリーペーパーもいっぱいある。が、ビビりなので話しかけられない。何えらんでいいかわからない。
見ていくと、表紙に《芥川龍之介「蜜柑」》の文字あるのが目にはいる。内容は、青空文庫の再録。読後の合評会の記録。「蜜柑」のレスポンス作品。自由創作。で一冊できている。
芥川は三号で、二号は林芙美子。一号は正宗白鳥。渋い。
「見ていいですか」と勇気を出して声をかけ、三冊をパラパラ見る。合評会の雰囲気が懐かしい。今の人は、どんな合評するんだろう、と興味がわく。三冊のうちで、一番合評会にページを割いていた一号を買う。
《正宗白鳥「水不足」を読む》と表紙にある。

合評会なんて懐かしい。

正宗白鳥は「人を殺したが……」しか読んだことはない。さすが自然主義で妙なリアリティがあった。読んだ夜、自分が人を殺して、それが家族にバレる夢を見た。本当にリアルな夢で、家族にバレた時、ああこれで人生詰んだ、と物凄くガッカリした。泣きそうになった。それを思い出した。

読むのが楽しみである。

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