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音楽と料理とフェティシズム

私が大切にしている3つの趣味。
どれかひとつだけに絞ることは出来ないし、どれかひとつが欠けても私という人間が成り立たないと思っている。
私の存在理由ともいえる大事なもの。
他者から見れば全く関連のない3つだと思うが、私にはそれぞれ相互作用があり関連しているもの。

どれも子供の頃から意識していたもの。
そして好きだったもの。
音楽を聴き始めたのも料理を始めたのも小学生の時。
自分が変わった性癖を持っていると自覚したのも小学生の頃。

その後、音楽は聴くから演奏するに移り作るに変わっていった。
ここ数年作っているのは自分が聴きたい音楽。
聴いていて気になる箇所は作り直す。
他人の曲だと作り直すのは不可能だが、自作曲なら何度でも納得のいくまで作り直せる。
だから未完成の曲が多いわけなのだが...

料理は自分が食べるために簡単なおやつを作ったのが最初だったが、一緒に遊んでいる弟の分も作っていた。
その経験があったから誰かに作ってあげたいという気持ちが今でもあるのだと思う。
1人で食べる分を作るより、誰かと一緒に食べる時の方が丁寧に作っているのは料理記事を見れば一目瞭然だと思う。

フェティシズムは作るとは関係ないように思うだろうが、私にとって実際のプレイは作品作りのような意識がある。
一度限りのその時の思い出が作品であり、画像に残していない記憶の中だけにある作品もある。
もちろん撮影した画像そのものも作品だと思っている。

しかしフェティシズムを作品として完成させるにはパートナーが必要になる。
音楽と料理は1人でも完結できるが、フェティシズムの場合は1人では完結できない事の方が多い。
パートナーのいなかった時期は報酬を支払う事でモデルさんたちに作品作りの協力をしてもらっていた。

モデルさんたちは私の性癖全てを理解しているわけではなかったので、画像に残してある作品の中には中途半端なものにしか感じられないものもある。
そんな中でも数名と満足のいく作品を残す事が出来たのはとても幸運だったと思っている。

今は私のことを世界で一番理解してくれている愛すべきパートナーがいる。
もう他の誰かを探す必要はない。
パートナーとの作品をたくさん残す事が生きるモチベーションになっている。

私の記事を読んでいる人なら理解していると思うが、私は1人の女性にしか関心がないし興味がない。
現在のパートナーただ1人だけを愛する事ができればそれでいい。


3つとも『作る』であり『創る』でもある。
『Build』と『Creative』というように置き換えるほうが分かりやすいかもしれない。
実際に組み立てる作業と頭の中で創造する作業の2つがある。
そして優先しているのはCreative。
音楽で言えば演奏より作曲、料理で言えば調理よりレシピ作り。
フェティシズムなら実際のプレイより、そこへ行くまでのアイディア探しと組み合わせる衣装や道具選択などの準備。

そして3つともその場での思い付きも重要になっている。
音楽で言えば即興演奏で、料理なら言葉通りに思い付いた調理法や調味料を足したりする実験的要素。
フェティシズムだと事前に準備していたやりたい事をその場の雰囲気や思い付きで変えたりもする。
好奇心や冒険心がそうさせているのかもしれない。


私には3つとも大切な趣味だが、それらを全て他者に理解してもらおうとは思っていない。
好きな音楽が同じだからといって私の好きな料理を好きになれと勧めた事はないし、フェティシズムを理解しろと言った事もない。
それぞれ別の趣味として他者と関わっている。

親友とは音楽の趣味のほとんどを共有していて、私の作る料理を何度も食べている。
私の性癖の一部も知っているが、その部分には深く関わってこない。
それでいいと思っている。
そのせいで何か問題が起こった事は一度もない。

音楽や料理が好きな者として他の人たちのフォローをして記事にスキをしているが、その人たちに私の好きなフェティシズムも好きになって欲しいとは思っていない。
フェティシズムに興味や関心がなければその部分は無視しても構わないし、できればそっとしておいて欲しいと思っている。

もし、私にフォローされているのが迷惑だと感じているのなら教えて欲しい。
他者に迷惑をかけてまで趣味を楽しみたいとは思っていない。
同一人物が書いているが他者とはそれぞれ別のものとして関わっていたい。
音楽好き、料理好きな普通の人として接してもらえるのを願っている。


このnoteという場を借りて今までに3つの趣味についての記事をいくつか書いている。
今は毎日投稿するのをモチベーションにしていて、投稿するなら毎日している事がいいと思ったので最近は料理の記事を主に出している。
noteの公式マガジンにいくつか料理記事が登録されたおかげで毎日たくさんの人たちが見に来るようになったし、とてもありがたいと思っている。
しかし、たくさんの人に見てもらうのを目的としているわけではない。


彼女(現パートナー)にはここで書いていると教えた事はないが、私の記事は全て彼女のために書いている。

untitledとタイトルしてある記事を見ればすぐに分かると思う。
料理や特にお菓子は彼女に見て欲しい、食べて欲しいという思いから作って投稿している。

私がnoteに投稿している目的はたったひとつ。

「彼女に読んでもらいたい」

というただそれだけの目的。
私の書いたものを本当に読んでいるのか読まれてないのかはそれほど重要ではない。

わざわざ教えなくても彼女ならここを探し出して読むと確信している。
そのためのキーワードはあちこちに散りばめてあるし、彼女しか知りえない私の事も2人だけしか知らない秘密も書いている。

もしかしたらもう読んでいるのかもしれない。
読んでいれば私が書いているという事も、その内容が自分に宛てて書かれたものだと気付いていると思う。
とても聡明な女性だからすぐに分かるだろう。

そしてたとえ読んでいたとしても私に読んだとは言わないだろう。
なぜ私が教えていないのかまで理解しているはずだから。