失った時初めてありがたみを知る

引っ越し

先日私は3年間住んでいたアパートを
引き払いました。
そして、現在は田舎に引っ越しています。
今回はいろいろ事情ありきの
やむを得ない引っ越しでした。

物がなくなり、完全に空になったアパートの
部屋を見て、私はこう思いました。
「もう一度ここに住みたい」と。
また急に寂しさがこみあげてきました。
この部屋では結婚や初めての子供の誕生など
様々な出来事がありました。
それらの思い出も手伝って、
とても寂しい気持ちになりました。

今となってはもうどうしようもないことですが、
「何とか家を出る以外の選択肢はなかったのか」
と思いました。
住んでいた時はそれが当たり前で、
全くありがたみを感じなかったけど、
荷物を全部出して空になった部屋は
とてもいい部屋でした。
確かに家賃は少し高く感じたけど
それ以上に価値のある部屋だなと。

何より県の中心部からすぐ近くなので、
買い物もすぐできてとても便利でした。
そのありがたみさえも忘れていました。
人間って慣れてしまうと怖いですね。
今の状況をと思ってしまい、
今の環境に感謝しなくなる。

そんな経験はありませんか??
もしあなたが人や物に感謝する気持ちがなくなってたり、自分や周りにたいして驕りがあるなら
危険サインです。

失ってからありがたみを知っても
遅い事はたくさんあります。
人間関係なんて特にそうです。
気をつけましょう。





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