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なぜ私は「顔が隠れている」浮世絵に惹かれているのか?

こんにちは、LAUNCH CRAFTという会社でデザイナーをしている、tutumi(@LC_tutumi)です。

学生時代から浮世絵が好きで日常的に愛でているのですが、近頃はタイトルにもある通り、「顔が隠れている」浮世絵にハマっています。

(↑最近見た中ではこれが一番好みで、スマホのロック画面にしてます)

他にも、

だったり、

こういう作品になぜか魅力を感じています。
(太田記念美術館さん、いつもありがとう…)


惹かれすぎて怖くなってきたので、Google先生に聞いてみました。
「顔が隠れている 魅力」と。
すると、気になる記事を発見しました。

私が面白いなと思ったのは、以下の文章です。

それぞれの人が感じる美しさに関しては、どこかを隠していた方が評価が上がる傾向がある。マイナスにはならないんですね。隠された部分に、私たちは理想的な形態を想像して当てはめているようだという結果になったのです。

見えない箇所を想像で補完している、ということでしょうか。
そして、隠された部分に魅力を感じる…。
これはもしかすると、見た目以外のことにも当てはまるかもしれませんね。


…ん?待てよ?


「顔が隠れている」ことにフォーカスしていましたが、
上の3作品の共通点って、「”手”で顔が隠れている」んですよね。

御三方の御手元

一番好みだと言った作品に至っては両手を組んだ状態が描かれているので、その複雑性に魅力を感じているのもありそうです。

なんだ、ただの「手」フェチか。


とは言え、「少し隠れている」ものは「全て見えている/全て隠れている」ものよりも、気になる傾向にあるな〜と思いました。


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