終わり良ければ総て良し その13 石川県で震度6弱! 地震は怖い
東日本大震災の時は関東に自宅があり、茨城県にクライアントがあったり、東京のクライアントの仕事で東北へ訪問することもあった。
当日は、北関東のクライアントが新規事業所の開所披露のイベント中だった。
運が良かったのは、新築で、平屋にこだわるクライアントの建物の中にいたことだった。
信じられないほど揺れた。
窓から見えるマンションがちょうど外壁をリフォーム中で、足場を組んで作業をしていて、その足場がグッラッグラ。
作業員の男性が落下するのを目撃してしまうことを覚悟していた。
だけど、さすが。
高所恐怖症の僕なら、あっという間に落ちていただろうけど、
彼はあの揺れの中、しっかりと足場に踏みとどまったのである。
「プロはすごい!」
でも、そのあとは地獄だったよ。
東北とは規模が違うけど、関東も瓦や目は落ち、信号は全部消えて、ガソリンは枯渇する・・・。
計画停電は経験したし。
ほとんど地震のない地域で育った僕は、いまだに東日本大震災のトラウマから逃れられない。
茨城のクライアントへ行った時に泊まったホテルで入浴中に余震があって、湯船のお湯が波打ってこぼれた。
「えっ、裸で死ぬの?」
本気でそう思った。
あれ以来、出張で数多くホテル生活を経験したけど、シャワーしか使いません。怖いから。
地震は嫌だね。
先ほど、石川県で震度6弱の地震があったということ。
被害がなければいいけどね。
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