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好きな人と仕事をするな!      リーダーの条件 その4

部下の皆さんに「駄目なリーダー」の烙印を押されている人を、いつまでも放置しておく職場って、続々と退職者は出るし、成果は出ないよね。

スタッフの中には、実力がなくて「スタッフ」のままな人ばかりではなくて、ただ、入社歴が浅いだけで「スタッフ」の人もいるんです。

たとえば、自慢話に聞こえると嫌なんだけど、僕は新卒1年目の半年目くらいには自力で営業成績社内2位になったんだ。社長も取引先の役員も一目置く存在。
自分が仕事をすればするほど、駄目な上司はよくわかる。
そんな上司が自分より高い給料をもらっているって思うと、モチベーションが上がるわけがない。

おまけに、社長は言った。「わが社は、年齢×1万円の給料を出せる会社にしたい」って。

「はあ??????」

僕ら商社マンは、毎月自分の売り上げだけじゃなく、粗利計算もする。
僕は自分でプログラムを組んで見積もり計算をしていたから、ガソリン代から電話代まで売り上げから引いて粗利益を計算していたからほかの人よりもシビアだった。
でも毎月最低でも500万円くらいは利益を出していたんだよ。
当時、23歳。

500万円利益を出して、23万円しか給料もらえないの?

ある上司は、月の粗利が50万円くらいなのに給料が40万円くらいもらってた。えっ、アシスタントやほかのスタッフの給料分稼いでないじゃん!って思うよね。
え、新卒1年目の僕が何人分の給料を稼いでると思ってんの?

こういう疑問が湧くと、もう止まらないわけ。

そういう管理職を放置する社長も馬鹿に見えてくるし。

そして、2年でその会社は辞めました。

そうなるんだよ。

だから、成果だけがリーダーに求められるものではないとは思う。
だけど、成果も出せないリーダーの言うことは部下は聴かないことも確かなんだよ。どこか秀でていることを認めさせなければだめ。

リーダーを指名する人は、「納得する人を選ぶ」ことが大切だね。

それを怠ると、組織は崩れる。
<続く>

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