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志存高遠                目標は高く持て その14

大きな目標を持つため。

大きな目標を達成するため。

大きな目標を成し遂げるためにモチベーションを切らさないため。

それらに必要なことは何だろう?

これは、ある意味「運」かもしれないけどね。

「人との出会い」かもしれないね。

僕は滅多に他人を心から尊敬はしない。

それは、軽い感覚で上司を尊敬したことはあるけど、「心酔する」レベルで尊敬したのは、人生で2人だけ。

その2人との出会いは、僕に高い目標を見定め続けさせてくれたかなあ、と思うね。

本当にすごい人だと思った。

憧れたし。

具体的に誰とは書けないけどね。

1人はビジネス界の恩人でもう1人は教育界の大物。

2人とも僕を可愛がってくれて、導いてくれた人。

既に他界されているけど、感謝してもしきれない。

人生の目標にもなった人たちだろうかね。

いや、どんなに頑張っても抜くことなんてできないと思ったし、抜こうなんて考えたこともないくらい高いところにいるのに、僕のところまで降りてきて、いろいろと指南してくれた。

「百術は一誠に如かず」

ずっと僕の座右の銘にしているけど、これは新聞記者時代に出会った際に聞かせていただいた「教育界の大物」の座右の銘だ。

それを僕も自分のモノにした。

でもね、僕の座右の銘だった「志存高遠」は逆にその方が座右の銘に加えてくださったんだよ。すごいでしょ?

僕は「表に出るのを嫌った」けど知っている人は知っているある分野のパイオニア。ただ名誉欲がないから、名誉欲の塊みたいな人に、その地位を勝手に使われただけでね。
でも、わかっている人はわかっているからそれでいい。

ある意味、今の日本を救ったから。

それができたのも、前述した2人の恩人のおかげだと思っている。

僕はもともと人間嫌いかもしれない。

それは下劣な人が嫌いなだけで、賢明な人は躊躇なく受け入れる。

自分の人生にプラスになるかならないか。

特に僕の父方の家系は男性は早死にの家系だったので、僕も自分の人生は短いと考えてプランは立てていた。

だから、つまらない人間と関わって無駄な時間を費やするのは嫌だった、それだけだよ。

でも、この人は勉強になる、「と思えばとことん食らいついた。

カバン持ちをして、一言も聞き漏らすまいとしたくらい(笑)

でも、そのくらい「一言の重み」を感じたんだなあ。

僕もそういう「大人」になりたかった。

そんな人との出会いが、僕が描いた人生の目標への、モチベーションを高められた背景だったと思うよ。

皆さんも良い人と出会えるといいね。

僕は無宗教だし、決して運命論者ではないけど、こればかりは、やっぱり「運」なんじゃあないかなあと思うんだ。

僕は、新聞社時代に、社長から「青年会議所に入れ!」と言われても断ったし、経済同友会から誘われても断った。

あんな2代目が集まって酒ばかり飲んでいる団体に入って何の意味があるのかと思ったね。

だから、積極的に人脈を広げる努力は一切してこなかった。
すべては「運任せ」。

それでも、節目節目で、いい人に出会ってきて、その人たちに助けられて、いい仕事がたくさんできたんだよ。
<続く>

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