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新卒で入った会社を1年半で退職した話

はじめまして、ぱっつんです。
20代後半の男です。

働き始めた頃の話を書いていこうと思いますが、決して気持ちのいい内容ではありません。
寛大な心で読んで下さい。

大学卒業〜1回目の転職までの話です。

工学部を卒業後、メーカーに技術職として就職した私は、定年までこの会社で頑張って働くつもりでいました。
しかし、研修を終えて配属された先は、希望部署とは違う部署。
しかも、その拠点は多くの社員が配属されるメイン拠点ではなく、マイナー拠点。
極めつけは、職場平均年齢50歳超という、仕事のできない烙印を押され花形部署から追いやられたおじさんたちの吐きだめだったということ。

配属ガチャ失敗です。
入社早々左遷された気分でした。

もうね、、、配属初日のことは鮮明に覚えています。身だしなみも清潔ではないおじさんたちが気の抜けた挨拶をかけてくるんです。すぐに、「あれ、思ってたのと違う、、、この職場大丈夫か?」と不安に思ったのを覚えています。

ですが、すぐに不満を漏らせるわけもなく、とりあえず頑張ろうと切り替えました。実際、やりがいを持てる仕事もありました。メーカー工場勤務だったので、生産現場改善を経験できたのはとても良かったと思います!

とまぁ、自分の気持ちをごまかしながら仕事をしていても、心の底では不満は加速度的に増えていきました。例えば、、、↓

⬛︎大量の不良品処理をさせられる。要するにゴミ処理係です。製品はそのままでは捨てられないので、分別のために部品ごとに分解するんです。大卒なのにゴミ処理要員として仕事を頻繁にやらされるのです。怒りが込み上げてきましたね。ちなみに、同期でこんなことをしていたのは私ただ1人です。


⬛︎いきなり生産ラインに入れられる。工場の作業者が足りなくなると、私がライン作業者として働かされました。大卒なのに期間工と同じ扱いをされるのです。もちろん、夜勤もありました。ですが工場作業者の手当は給料に反映されていませんでした。不当労働です。昼勤と夜勤をやると交代手当がもらえるはずなのです。

⬛︎説明無しで別グループへ突如異動させられたこともありました。朝出社したら自分の机が無く、周囲の人に聞いてみたら、昨日の定時後に私が異動になったとのこと。
はっ?笑 いやいや何も聞いてない。昔ドラマで「お前の席ねぇからぁぁ!!」っていうのあったけどまさか自分の身に起こるとは思いませんでした。しかも会社でww
で、別の島に私の机があり、その日から急に仕事内容変わるという。。。いやもうめちゃくちゃすぎる。昨日の定時後、私に無断で席を移動させていたらしい。マジでありえない。イジメですかこれは?

⬛︎なによりもきつかったのは一緒に働く人たちに何のやる気もないことでした。自分の親ぐらいの年齢の人たちばかりでみんなすごくダラダラと仕事をするし、仕事の伺いに行っても全然向き合ってもらえないし、質問の回答になってない発言ばかり。。。つまり会話が成立しない。そんなことはやらなくていいと頻繁に言われましたね。。。モチベーション削られまくりです。

そして入社1年も経たずに転職サイトに登録。
入社して一年半後には同業他社から希望職種で内定をもらい、内定を引っ下げて上司に異動の相談をしました。
結果として、異動先としてあげてもらった部署は私の希望部署ではなかったので、やりたい仕事ができる内定先の会社へ転職することになりました。

この当時のことは今思い返しても具合悪くなります。鬱でしたね。貴重な新卒カードを使ってとんでもない会社に入ってしまいました。

ちなみに退職届を提出した後、人事部門の課長が血相変えて私の職場まで来て引き留めをしてきました。
内容が薄く上から目線、この人の話にのっても希望部署に行ける保証がないと感じたので断りました。
そもそも自身の進退をかけて上司に異動の打診を行った時点で、人事部門に話が通じていると思っていたのですが、、、、汗。その点でも社内の風通しの悪さというか、意思疎通、連携の取れてなさが露呈していて呆れましたね。
今更感。大企業病ってやつでしょうか。

長々と好き放題書きましたが、私自身にも責任はあります。もっと上手くやれたところはあると思うし、転職せずになんとか活路を見出すことはできたかもしれません。
しかし精神的に限界がきてしまい、もうこの職場にはいれないと思いました。

就職活動の時思い描いていた社会と実際に働く社会はあまりにも違いました。
ギャップがありすぎです。
毎年私のように悩む人がいったいどれくらいいるのでしょうか。
考えただけでも辛いですね。

でも「自分はこれをやるんだ。」という覚悟を持って諦めなければ活路は見出せると思います。別に好きな仕事じゃなくたっていい。これだと思ったものを信じて進むしかない。私だって今の仕事を始めから好きだったわけじゃない。就職活動の時、色々考えて消去法で「この仕事ならおれでもやれるかも。」と思えたことがきっかけです。そんなことが根幹となって今に繋がってます。
 ※大学卒業〜1回目の転職 終わり
 

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