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韓国留学、卒業を目の前にして思うこと

韓国での生活に憧れ、韓国の大学に編入を決めて早3年。
時の流れは早いもので、あっという間に卒業の時期になってしまった。

韓国での学生生活の終わりを目の前に、これまでのことを振り返ってみて得たことを一言で表すなら、
思った瞬間、今すぐ動け!
これに尽きると思う。

お金もない状況でどうやって動けば良いのか分からないなら、今すぐアルバイトを始めてお金を貯めることから動けば良いと思う。
小さいアクションプランを作り、それを一つずつこなしていけば不可能なことは絶対にない。

そういう意味で、2年前、それまでフリーランスとアルバイトで生計を立てていたことを辞め、韓国で働いてみたいというたった一つの思いで、全貯金と大学からもらった奨学金を頼りに韓国留学を決めたことは今までの人生の中で一番良い決断だったと思う。
外国人が韓国で就職ビザを得るには色んな方法があるのだが、当時(おそらく今も)一番簡単で確実な方法が韓国で4年生大学(学士)以上を得ることだった。
正直、日本でもう少し働いて貯金を増やしてから来ることもできたし、バイト先では本当によくしてもらって居心地良く働くことができた分、現状を捨てることに不安もあった。そもそも当時の自分の年齢で留学をすることにも不安があった。
だけど、できるだけ早く韓国に来たかった。半年でも1年でも若いうち、その時にしか得られない機会をたくさん得たいと思った。

大学院も考えたのだが、全てを自費で賄うことを条件にしていただけあって、大学院は諦め、大学編入を選んだ。
良かったのは、立教を卒業した分、単位認定や奨学金、大学からの対応等、メリットが多少あった。
そして、2022年の夏、小さなスーツケースを片手に韓国へと飛び立った。

それから大学生活が始まり、立教での学生生活とはまた違った意味での苦労がたくさんあった。正直、大学生活は大満足とは言えなかった。元々留学が目的ではなかった分、モチベーションがかなり低かったのがその理由だと思う。
そんな中でも、楽しいことはたくさんあった。
授業も基本的に英語で取ることができたため、留学生たちがよく言う韓国でのチームプロジェクト(グループワーク)も大きなストレスなく、それなりに楽しくやった。
教授も英語の授業で日本人がいるケースが珍しかったらしく、興味を持ってもらえたり、韓国人の学生たちからも同じように興味を持たれ、友達になることもあった。
授業以外では、大学の国際チームで働き、そのおかげでたくさんの友達を作ることもできた。

大学での授業に対するモチベーションが低かった分、学校外の活動、特にビジネスや就活を積極的に取り組んだ。将来、韓国での起業を視野に入れているだけあって、本当に楽しく行うことができた。日本での活動や日本/韓国大学での経歴が認められ、韓国で1位2位を争う大手企業でのインターンもいくつか経験した。

数ヶ月のインターンから得られたことが山ほどあって、正直大学での知識の100倍も自分にとって価値があった。早くビジネスの世界で活躍したいという野望も強くなった。

2年の留学を終えようとしている今、韓国での起業のために、まずはここでの就職と生活に安定さを得ることを目標に日々粉骨砕身している最中だ。


自分の人生において、当然・当たり前ということはないように思う。
中学と高校、アメリカとニュージーランドに留学までして、それでも英語圏ではなく韓国に来たこと、
アメリカで大学を通おうと思ったのに日本で大学を通うことになったこと、
日本で大学卒業後は当然ストレートで日本で就職するだろうと思ってたこと、
全てのことが予想通りにならなくて、それがまた楽しい。

格好良く言えば、世間でよく言うレールから外れた人生を生きているのかもしれない。悪く言えば、常識知らず、大人になっても子供のように生きているままだと思う。

思った瞬間、今すぐ動け!

今までの自分の進路のように、乱暴にまとめることになってしまったが、韓国での留学から得られたモットーを忘れずに、これからもできる範囲で韓国で戦っていきたいと思う。

(韓国生活から得られた情報や外国人の就活、ビザ関連情報をここで共有していく予定です😀)


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