国産ワクチン治験募集の内容を見てみた

この国産ワクチンの治験に採用されると、
通院１回あたり、１万～１．３万円で、９～１４回の通院予定なので、
９万～１８．２万円の治験協力金が得られるみたいですね。

某海外の治験に参加されている方は月１、２回通院はしないかわりに協力金も得てないでしょうし、状態を医師が詳細を確認していないようですね。

ちなみに応募条件の除外項目を見るとわかるのが、
いろんな持病をお持ちの方はNG
妊婦や妊娠予定、妊娠陽性の方々もNG
という条件なので、
現行で厚労省が推奨しているワクチンと比べて、
条件もまとも(笑)

正直、新薬の実験台になって、日給１万は安いと思っていますが、
この２年くらいやっている海外メーカーの治験よりは、
まともな治験にみえます。

応募条件

■同意取得時の年齢が20歳以上65歳未満の健康成人
■日本人
■BMIが17.5以上30.0 kg/m2未満の者
■治験参加中の遵守事項を守り、治験実施計画書に定められた診察、検査を受け、症状等の申告ができる者

治験内容

■治験薬：コロナワクチン（国産コロナワクチン）
■来所回数（試験期間）
事前検査：1回
本試験：9～14回（約12ヶ月）※その他に電話確認も有り
■所要時間
事前検査：約4-5時間
本試験：1回目接種日と2回目接種日は約7時間、それ以外は2～3時間
■負担軽減費（協力費）
本試験：￥10000／来院
※採血グループになった場合、採血日は上記プラス￥3000／回
■負担軽減費用の支払い方法
銀行振込
■モニター様ご負担
無し
■初回来院時の持ち物
振込先が分かるもの

除外基準　※下記に該当する場合はご参加いただけません

■過去の予防接種で、接種後2日以内に39.0°C以上の発熱又は全身性の発疹などのアナフィラキシーを疑う症状を認めた者
■食物、化粧品、医薬品、又はワクチン接種などにより、過去にアナフィラキシー又は重度のアレルギーの既往歴を有する者
■アルコール又は薬物依存者
■過去にSARS-CoV-2ワクチンを投与された者
■薬物アレルギーがある方（過去に1度でもアレルギー症状でていたら不可）
■過去に新型コロナウイルス感染症（coronavirus disease 2019: COVID-19）に罹患した者
■過去に免疫不全の診断がされている者又は近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
■健康保険証を保有していない方
■ 1回目治験薬投与30日前から2回目治験薬投与1ヵ月後までに、併用療法（輸血［成分輸血を含む］、免疫抑制療法［放射線療法等］）を実施した者又は実施予定の者
■スクリーニング検査前3ヵ月以内に他の治験に参加し、プラセボを除く治験薬の投与を受けた者
■臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、精神神経疾患を有する者、又は既往歴として痙攣又はてんかんの疾患を有する方
■中枢神経系、循環器系、呼吸器系、血液・造血機能系、消化管系、甲状腺機能、脳下垂体機能、副腎機能等の障害による重篤な疾患の既往歴を有する方
■初回来院半年以内に渡航歴がある方参加不可（全ての諸外国）
■ご本人様もしくは同居のご家族の方、近親者の方が新型コロナウイルスに罹患された方
■初回来院1ヶ月以内に37.5℃以上の発熱がある方
■今までに一度でも自傷行為を行ったことがある者
■生活保護を受けている方
■妊婦又は授乳婦、スクリーニング検査時の妊娠検査が陽性の女性、最終月経からの期間が12ヵ月であり妊娠の可能性のある閉経前女性で妊娠検査を受ける意思がない者、同意取得以降、治験薬最終投与3ヵ月後までにパートナーも含めて妊娠を計画している、又は効果的な避妊法（男性向け避妊用コンドーム、経口避妊薬、子宮内避妊具、子宮内ホルモン放出システム、両側卵管結紮術、及び精管切断術）で避妊を講じることができない者、又は精子を提供する意思がある男性及び卵子を提供する意思がある女性
■スクリーニング検査前1年以内に合計1000 mL以上の全血採血を行った男性もしくは合計600 mL以上の全血採血を行った女性、又は84日以内に合計400 mL以上の全血採血を行った男性もしくは112日以内に合計400 mL以上の全血採血を行った女性、又は28日以内に合計200 mL以上の全血採血を行った者、又は14日以内に成分採血を行った者
■1回目治験薬投与30日前から2回目治験薬投与1ヵ月後までに、「他剤の使用及び併用禁止療法」に記載されている他の薬剤（ガンマグロブリン製剤、免疫抑制剤の全身投与、造血剤［鉄剤やビタミン製剤を除く］、副腎皮質ホルモン剤［外用剤及び吸入剤を除く］、及び他のワクチン）を使用した者又は使用する予定の者
※インフルエンザワクチンも同様に1回目接種の30日前から2回目投与1ヵ月後まで禁止となります。

※ia19200102さま、イラストのご提供ありがとうございます。