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「専門誌の記者によるレポート」寄稿 記事まとめ

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外食産業、スーパーマーケット、コンビニなど、国内を中心とした小売業界の話題、注目のトピックについて、専門誌の記者ならではの視点でレポートしていただきます!
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#飲食店

インバウンドに人気のお店のマル秘テクニックとは

多くの人が街を行き交い、飲食店もかつての賑わいを取り戻しつつある印象がありますが、業態によってはコロナ禍前と比べ、まだまだ売上が伸びきらない状態が続いているようです。 その突破口として注目を集めているのが、インバウンド集客。一部ではコロナ禍以前の実績を上回るほど訪日外客数が増加している中、円安の影響もあってインバウンド消費に期待がかかっています。 今回は、インバウンドの集客に成功している飲食店の取り組みを「飲食店経営」副編集長の三輪大輔さんにレポート頂きました。 2022

エー・ピーホールディングスと串カツ田中。大手外食チェーンの新社長が仕掛ける新業態と海外戦略の全貌

今や様々なジャンルのレストランが国内に存在し、気軽に世界の料理が食べられるようになっていますが、一度は現地で本場の料理を食べたいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか?そして、海外で食した際に、その本場の味に感動し、満喫する一方で、日本で食べた時と少し違うかも?という体験をしたことがある人もいると思います。 この「違い」が重要な要素。海外出店を成功させるためには、それぞれの国の食文化や食生活に合わせてローカライズするなどの工夫が必要なようです。さらに味の工夫以外にもマ

コロナ禍で飲食店の集合体「横丁」に注目が集まる三つの理由

表通りから横へ入った路地に、飲食店が連なる“横丁”。日本全国に定着する昔ながらの文化ですが、最近は“横丁”を現代風にアレンジした飲食店の集合施設も誕生しています。懐かしさを感じてふらっと立ち寄る人もいれば、その場や食の魅力に魅かれてお店に足を踏み入れる人など、広い世代に人気を集めており、訪れたことがある人は多いのではないでしょうか? 近年のトレンドから、人気の背景にある要因を「飲食店経営」副編集長の三輪大輔さんにレポート頂きました。 横丁が好調な要因とは近年、昔ながらの大衆

自動販売機設置型の店舗が急増。その意義と可能性に迫る

最近、街中でちょっと変わった自動販売機を見かけたことはありませんか? 餃子や鍋、ラーメン、フルーツ、スイーツに至るまで、ユニークな自販機が次々と登場しています。 今回は「自販機ビジネス」に着目し、企業の様々な取り組みを「飲食店経営」副編集長・三輪大輔さんにレポート頂きました。 店舗づくりの在り方を変えた自動販売機の威力コロナ禍で外食の絶対数が減少、多くの飲食店がイートインの売上では立ち行かなくなり、デリバリーやテイクアウト、ECなど、イートイン以外の新たな販路の拡大に力を

「ときわ亭」の事例から探る外食DXの現在地

飲食業界では、DXを活用したビジネス変革にチャレンジするさまざまな取り組みが注目されています。今回は、先進的な取り組みをしている「ときわ亭」を取り上げ、雑誌「飲食店経営」副編集長の三輪大輔さんに現状をレポートしていただきました。 そもそもDXとは何かコロナ禍で外食業界のDXの流れが加速している。2018年頃から注目されていたDXの動きが一気に広がった結果、2021年こそ「DX元年」だという識者も多い。 しかし、言葉だけが一人歩きをして、本来の意味からかけ離れた使われ方をされ