いろんなことに夢中になったり飽きたり

少年の頃から人間は、愚かにもある一つのことに夢中になり、そのとき、おかしなものの感じ方をし、おかしな法則を作り出してもっともらしい顔をしたりするということで、それが何かしらリアリティをかんじさせる、ということのほかは、大して信ずるに価するものはない。(小島信夫『返信』より)

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