声の糸 -episode4-

目が覚めたらベットの上で輸血されていて
頭がふわふわした。ヘモグロビンが6になっていたと看護師さんが教えてくれました。 

ヘモグロビン(Hemoglobin)とは、赤血球に含まれる赤色素たんぱく質のことです。鉄(ヘム)とたんぱく質(グロビン)が結びついたもので、血液が赤い色をしているのはヘムが赤色素を持っているためです。

血色素量は体内の血液中に含まれるヘモグロビンの量を表します。

厚生労働省 ヘルスケア

ヘモグロビンの数値が10を切ると貧血と言われると医者に聞きました。
6はやばいんだよって看護師さんにも言われました。輸血すると毒素が多いので透析を少し長めにしました。

そこからでした。怖かったのは。

トイレで便をするたびに黒い便がでるのです。これは内出血した血の塊ですぐに意識なくなったりします。胃カメラや大腸カメラでみても少し傷ついてるだけでそんなに止めなきゃいけないとこがないのです。

それでもそこから2日おきに輸血しました。
ヘモグロビンの値が2日おきに下がっていくのです。元々透析してるのもあって10くらいだったヘモグロビンが6で2日後4になってました。毎日のように輸血して。輸血しながら透析を受けたりしました。
そしてヘモグロビン4で輸血した次の日急に来ました。

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