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むっく
2015年12月23日 10:44
夢に見た舞台。その舞台で興奮と希望をもたらし、威信と誇りをかけて戦う集団がいた。その中で異彩を放つ彼をテレビで目にしてから、ヒーローと崇拝した。その日から彼が生まれ育った街で、彼と同じように聖地を目指した。光輝くその勇姿を見る度に、飽きることなく何度も自分自身に投影した。癖・服装・習慣・考え方に至るまで彼の真似をし、あの人みたいになるんだ、あの人の次は自分だと言って止まなかった
2015年12月22日 09:35
「俺たちと戦おう 勝利を信じて」「俺達がついてるぞ」などというが、内心戦っているのはフィールドの戦士達だと信じて止まない。だだっ広い長方形の上でひたすらチャンスを伺いボールを回し、ゴールへ叩き込む。その為に何度も陣形を組み直し、流通経路を確保し、時には相手を潰す事さえある。そしてとんでもない距離から放たれる芸術的な放物線が、そのままネット内に収まる事もあれば、ルールに寄って定め