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高校生でも受かる!英検準一級対策

 大学2回生にしてようやく英検準一級に合格しました。道は険しかったです。私は高校生一年生のときに英検二級の一次試験に合格しました。その時の二次試験は不合格でしたが、高校二年生の時に合格しました。そして、高校三年生になって英検準一級に挑戦しました。そして不合格になりました。ここまで聞いてタイトルに疑問を持たれた方はいるかもしれません。しかし、高校生の時に英検準一級に落ちた私が、高校生の時にこのnoteを読んでいたらな、と思えるnoteを書いたつもりなので読んでいただけると幸いです。
「受験にどうしても英検が必要」という高校生や
「英語の学び直しで英検を受験したい」という社会人の方々にとっておきのnoteです。

 軽く私の自己紹介をすると、私は現在神戸市にある大学ニ年生です。英検とは長い付き合いで、小学校六年生から五級、四級と順番に受けてきました。高校生の時に落ちた英検準一級もオーストラリアワーホリから帰国して受験してようやく合格できました。

 それでは、英検準一級合格までに必要な参考書と勉強方法を以下にまとめました。私はケチなので、参考書も最低限度しか購入していませんので、ご安心ください。


必要な参考書
・出た単準一級(スマホのアプリ)
・過去問(旺文社)
・出る順パス単(必須ではない)

 合格には上記の参考書のみで大丈夫です。まず一つずつ紹介します。

出た単準一級
 こちらはスマートホンから1000円ほどで購入できる単語帳アプリです。紙の単語帳と値段は変わりません。むしろ少し安いくらいです。現代の人はスマホなしでは生きていられません。常にスマホを携帯していると思います。そんなスマホに単語帳が入っていたら便利だと思いませんか? とても便利です。まず、持っていくのを忘れることもないし、重くもない。そして、様々なモードを選んで勉強できます。私のおすすめはテストモードです。どうしても紙の単語帳では単語の順番を覚えたりしてしまって覚えることができない時があります。また、単語帳を眺める作業は退屈でなかなか覚えることもできません。しかし、スマホアプリなら単語の出題もランダムにできるし、テスト方式で楽しく勉強できます。無料アプリと違って広告の煩わしさもありません。スマホの画面の1番目立つところに置いといて電車の中や隙間時間で単語の勉強をしましょう。
https://apps.apple.com/jp/app/%E8%8B%B1%E6%A4%9C-%E6%BA%961%E7%B4%9A-%E3%81%A7%E3%81%9F%E5%8D%98/id1406157182

過去問
 英検対策において過去問は必須です。むしろ過去問以外必要ありません。予想問題は所詮予想問題です。過去問には勝りません。旺文社の過去問なら直近三年分の過去問が含まれています。これだけ過去問を割り込めば合格する力は十分に身についています。間違えた問題は解説を見てチェックしましょう。そして、2度目は間違えないようにしっかり覚えてください。定期的に解き直すことも立派な英検対策です。

出る順パス単
 これはあくまで余裕があれば買えばいいです。単語帳は基本上にあげた出た単で十分ですが、学校の授業中、英検の試験前30分など、スマホが使えない場面はまだまだ日常に潜んでいます。そんな時はやはり紙の端末の方が便利です。パス単があれば隙間時間の単語学習もより効果的になりますがあくまで任意です。 


勉強方法
 次は各章(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の勉強方法です。

リーディング
 リーディングは単語の知識量が点数に比例します。長文というのは一般的な読解力があればほぼ間違えることはありません。その辺は、過去問で十分に慣れることができますし、出た単を十分に勉強していれば、わからない単語もほとんどないでしょう。単語勉強と過去問だけで十分です。余裕があれば、英語の本などを読んだりして日常的に英語に慣れるように頑張りましょう。難しいものじゃなくて結構です。

リスニング
 リスニングはより単純です。人の耳が理解することができるのは自分が知っている言葉だけです。それは自明です。単語を勉強する時から正しい発音も一緒に覚える癖をつけましょう。例えば"alone"を「オールワン」と読む人は「アローン」と聴こえてきた時何のことかわかりません。読んだらわかるのに聴いたらわからない理由は100%これです。日頃から、正しい発音を覚える癖をつけましょう。"important"などもよく聴くと「インポーッント」と言っています。発音をカタカナで覚えるのもできるだけ控えた方がいいです。

ライティング
 ここは点を稼ぎやすいパートです。ある程度、リスニングやリーディングが不安でもライティングをしっかりかけたら合格の可能性はぐんと高まります。ライティングでは、自分の定型分を常に用意しておきましょう。
 私はいつも
I think 〜(序論)
One of the reason is-(本論理由1)
Another reason is-(本論理由2)
From these reasons-(結論)
という定型分で毎回ライティングを書いています。
・自信のない表現や単語は使わない
・一般的に難しそうな表現は積極的に使う
一見矛盾してそうですが、この二点を意識してライティングをしましょう。高校生なら学校の先生に添削してもらえるとなお良いです。

二次試験
 一次試験を合格して二次試験を受ける人。安心してください。二次試験の合格率は80%を超えています。つまりほとんどの人が合格するのです。では、合格する人としない人の差は何か。それは準備量です。英検の二次試験は傾向が決まっていますので、過去問を使って傾向を分析した上で対策したなら99%合格します。不合格の人はもれなく全員準備不足なのです。一次試験を突破している時点で二次試験を突破するポテンシャルは備えているので自信を持って受験してください。

最後に
 私が高校生の時に準一級に落ちた理由は単語力がなかったからです。出る順パス単と過去問を持っていましたが、パス単もあまり使わず過去問は理解できない状態で試験に挑みました。しかし、高校卒業後出た単をインストールして再び過去問を解いてみると面白いように文章を読むことができました。結論、英検は単語力がある程度ものを言う世界だと思います。どんなにやる気がない日でも単語の勉強を毎日する習慣を作れるように頑張ってください。皆さんが英検準一級に合格できるよう、心から祈っております。

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