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2019年読んだマンガで面白かった8冊を紹介します。 1. 呪術廻戦

著者:芥見 下々
出版:集英社

この、1年間の漫画を振り返る企画は、ここ何年か続けてて
そん中で毎年1冊は入るんですけど
やっぱり、週刊少年ジャンプは面白いんですよ!

一昨年「約束のネバーランド」を紹介して
去年が「アクタージュ」
そして今年は「呪術廻戦」

これ最初、スルーしてたんですよね..

新連載、第一話読んで
最初にラスボスみたいなん出てきてしもて
もうこれ、この座組みのまましょーもない妖怪と戦ってくんやろうな
絵も暗いし…

なーんて。
浅はかでしたね、わたしというヤツは

あらすじは
「呪い」が命を得ている世界で、それを祓う能力を持った呪術士陣営が、呪いそのものとか呪いを操る者たちと戦うバトル物

誤解を恐れずに言うなら
冨樫の後継です

丁寧な線より、勢いを大事にした筆致で
ダイナミックな構図でありながらわかりやすいし

デフォルメがこう、情報量のマスキングとしてしっかり機能してるし、違和感なく馴染んでて

手書き文字と写植の取捨がものすごく好み

巻を追うごとにどんどんスタイリッシュというか、洗練されてきてる感じがします

それにやっぱ
キャラクターが良すぎる

人も呪いもすべからく
かっこよくて、気持ち悪くて、可愛くて、面白い

本誌でも絶賛活躍中の五条悟をはじめ
性別釘崎野薔薇の釘崎野薔薇
マイベストフレンド東堂

いいやつばっかり

セリフのキレも最高で
TSして年上の女性に喧嘩売る場面があったら絶対使いたいのが
「寝不足か?毛穴開いてんぞ」
ですね

そんでテンポが抜群にいい

だらっとしそうなとこを、説明吹き出し一文でパッと終わらせてたり
バトルもダラダラ長引かせることないし

もうほんとキリないんですけど
最後にもう一個

単行本に
キャラクターのイメージソングがのってて
各キャラ2曲ずつなんですよ

ひとり2曲なんや!って思って
その多面性というか、魅力のあるキャラクターには理由があるんだなってのと

単純に曲がいい

ぜひ単行本を見て確かめていただきたいです
おねがいします

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