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シス単は彼女



全高校生の親友であり相棒であり恋人である、シス単

 シス単。それは、英単語帳。
 シス単。それは、大学受験の心強い味方。
 シス単。それは、彼女。

現実で彼女のできない僕にとって、シス単は誰より長く一緒にいる、いわば彼女。友達からは変態扱いされるが、そんなの構わない。シス単と一緒にいる事ができるだけで、僕はめちゃくちゃ幸せだ。

シス単との出会い

僕がシス単と出会ったのは、中3の冬。高校受験の終了と共に、私は決心した。

文系に進もう。

大好きな偉人、大隈重信の設立した、
早稲田大学に行こう。

理数科目、、、というより勉強がめちゃくちゃに苦手だった僕。しかし、文系科目(国英社)は、中でも好きであり、割とできたほうだった。
なんなら社会で偏差値70取れた時が、人生のピークだと、そう感じた。
 しかし私はその他の勉強が苦手だった。周りに負けるのが悔しかった。勉強してもしても、どうしても数学は好きになれなかった。
 しかし、文系科目は違った。僕の心の拠り所だった。
 文系は逃げだ。文系はずるい。
 そういう人たちもいた。
 数学もちゃんとやれ。
 国立目指せ。
 そういう人たちもいた。
 でも、私の想いは止まらなかった。
 私は凡人だ。なんなら馬鹿だ。
 けれど、文系科目は人より出来た。
 数学はやらなければならないと思っていた。
 でも、私立文系という道があることを知った。
 私文は甘え。そういう学歴厨もいる。
 でも私文のトップを取れれば、社会でも戦ってい 
 ける。
 全部出来る必要なんてないんだ。
 僕はそれを証明し、体現したい。
 その夢を叶える第一歩。それがシス単だった。

 

シス単の魅力

 ここからはシス単の魅力を紹介していく。
・選りすぐりの2000語
・表紙の古典的デザイン
・頻出度順で、優先すべき単語を覚えやすい。
・ミニマルフレーズ
などである。
中でも推したいのは、ミニマルフレーズ。

これはターゲットや他の単語帳にはない、大きな魅力だ。
これで何人もの受験生が救われてきただろう。
使えば分る。
一気に覚えやすくなる。
私がシス単を愛する一番の理由がこれ、
と言っても過言ではないのだ。

最後に

とはいえ、異論は認める。
ターゲット派、キクタン派、速単派など、多くの派閥が存在することはいうまでもないからだ。
私はシス単の勧誘をしているのではない。
愛を語っているのだ。
そしてそれは、使えば誰にでもわかるだろう。
受験生にとって、一番のお守りは、
使い古した参考書である、と私は考える。
私にとってそれこそが、シス単なのだ。





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